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アプリの機能拡張を支援する Visual Studio 2017 パートナー

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本記事は、マイクロソフト本社の The Visual Studio Blog の記事を抄訳したものです。
【元記事】 Extend your App Success with Visual Studio 2017 Launch Partners 2017/3/7

 

Visual Studio 2015 のリリース以降、Visual Studio を取り巻くテクノロジ エコシステムは多様化し、大きく成長してきました。現在 Visual Studio パートナー プログラムでは、Visual Studio、Visual Studio Code、Visual Studio Team Services、Xamarin 向けの拡張機能や統合機能が 6,500 種類超も提供されています。パートナー コミュニティでは、ツールの作成のみならず、開発者エクスペリエンスのカスタマイズや高機能化の支援も盛んに行われています。

Visual Studio 2017 で使用できる拡張機能は急速に増えており、マイクロソフトのテストに合格しているのは、この記事の執筆時点で 700 種類にも上ります。Visual Studio パートナーの数も Visual Studio 2015 リリース時の 2 倍になりました。同時出荷パートナーが提供する拡張機能の一覧はこちらです。これらは、Visual Studio Marketplace (英語) からダウンロードしてご利用いただけます。

partners

マイクロソフトは引き続き Visual Studio エコシステムを通じてお客様の DevOps 環境全体の強化を支援するツールを提供していきます。特にご注目いただきたいのは、柔軟性と管理性がさらに向上した無料の Productivity Power Tools for Visual Studio 2017 の更新です。詳しくは Justin Clareburt のブログ記事を参照してください。他にも、テスト フレームワークの自動化を行う Parasoft (英語) や、基調講演で紹介したデータベースの変更やデプロイメントの最適化を行う RedGate (英語) などを利用して、生産性を向上させることができます。Visual Studio 2017 のサブスクリプション特典としてこれらの便利なツールをご利用いただけるだけではなく、認定を受けた DevOps パートナーが DevOps プラクティスの実装を支援します。このたび、DevOps パートナー サイト (英語) が刷新され、125 社以上の世界のエキスパートを検索できるようになりました。

Visual Studio パートナーと DevOps パートナーからは、合わせて 30 以上の 20 周年記念製品 (英語) が提供されます。Visual Studio 2017 の新しいテクノロジを手軽にお試しいただき、DevOps プラクティスを促進するサービスをぜひご活用ください。グラフ描画用ライブラリの高度化、デバッグ作業の最適化、SQL Server の移行サポートなどをお探しの場合には、パートナー ネットワークのサービスもご検討ください。

Visual Studio 2017 の拡張機能の構築に興味がある方は、Visual Studio の拡張機能のサイトで公開されているドキュメントやコード サンプルをご覧ください。また、コミュニティ フォーラム (英語) で構築アドバイスを受けることもできます。このほか、ぜひ無料の Visual Studio パートナー プログラムに参加して Visual Studio から製品チームにアクセスできる特典をご利用ください。さまざまな取り組みや今後のイベントについては、またブログでお知らせします。

nandi Shawn Nandi (パートナーシップおよびプランニング担当シニア ディレクター)

Shawn Nandi は、マイクロソフトの開発者向けビジネスのパートナーシップやプランニング、Visual Studio 開発者プログラムや開発者向けサブスクリプションの製品管理を担当しています。

 


Visual Studio の新しいアイコン セット

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本記事は、マイクロソフト本社の The Visual Studio Blog の記事を抄訳したものです。
【元記事】 Iterations on infinity 2017/3/8

 

開発者の皆様は、毎日のように Visual Studio のアイコンを目にしているのではないでしょうか? 一日に何度もクリックしたり、タスク バーに並んでいるところやプロジェクト ファイルにアタッチされているのを見たりしているかと思います。アイコンは、簡単には変更できない重要なものです。一般的な画面で見ると 1 cm にも満たない小さな画像ですが、その存在はとても大きなものです。アイコンにはたくさんの意味が込められています。そのアプリケーションでどんなことを体験できるのかを暗に知らせてくれたり、ユーザーの気持ちを引きつけるものになることもあります。

このたび、Visual Studio 製品ファミリの新しいアイコンがロールアウトされました。無限大を表す記号と、色は紫が引き続き採用され、ブランドのイメージがそのまま引き継がれています。この紫色の無限大の記号は、皆様に信頼を寄せていただいているこの製品スイート全体を表すものとなり、製品ファミリには、フラッグシップ製品の Visual Studio IDE を始め、Visual Studio Team Services、Blend for Visual Studio、Visual Studio Mobile Center などが含まれます。他にも Visual Studio for Mac 用の macOS 形式のアイコン、近日リリース予定の Visual Studio Code (英語) 用の新しいアイコンなどがあります。

しかし、無限大の記号を採用すればそれでよい、ということはありませんでした。ユーザーからは「バージョンの区別がつきにくい」というご指摘をいただいており、たとえば Visual Studio Code と Visual Studio Team Services のアイコンにはどちらも薄い青色が採用され、非常に区別しにくいものでした。マイクロソフトのデザイナーですらどちらの青がどちらの製品のものかわからないことがあったほどで、これは当然私たちに非があります。社内で混乱するくらいですから、皆様が混乱するのは当然です。

そこで今回は初心に戻り、3 つの大陸でそれぞれ活動しているデザイン チームにコンペに参加してもらい、アイコン セットのコンセプトを練り直してもらいました。Visual Studio などのメジャー製品ファミリのアイコンは見た目が印象的なものでなければなりませんが、それ以上に世界中のユーザーに訴えかける力強さが必要です。

新しいアイコン セットのデザインを行うにあたっては、いくつかの課題にぶつかりました。無限大を表す記号の形はブランド イメージとして深く浸透しているため、新しいアイコンもこれまでのブランドの流れを断ち切らないデザインにする必要があり、無限大記号のイメージを踏襲することにしました。無限大記号の構造は二点透視図法の線に沿ったものになっており、左側は細め、右側は太めの縦線で、全体が直線的で丸みのないきっちりと折ったリボンのような形です。また、デザイン上の制限として、各アイコンで使用してよい色は 1 色と決められていました。すべてのアイコンで単色、直線、角をきっちり折ったリボン風のデザインを採用するという規定に沿うようにすると同時に、できるだけ左側の縦が細く、右側の縦が太くなるようにしました。業界屈指のアーティストやデザイナーであっても、似ていながら完全に区別できるデザインを作成するのは簡単なことではありませんでした。

start-menu

デザイナーは、こうしたいくつかの制限事項をクリアし、製品ファミリという統一感がよく伝わるようにアイコン セットを完成させました。最終的に非常に満足できる仕上がりとなり、彼らをたいへん誇りに思っています。そして、この新しいアイコン セットにとって最も重要なのは、製品ファミリとしてなじみ、既存のマイクロソフト ブランドの一部として確立されることです。「なじむ」という感覚は定義が難しいですが重要な要素です。先に言及したとおり、無限大の記号と紫色は引き継がれ、従来の濃い紫色のアイコンで Visual Studio 製品ファミリ全体が表されています。明るめの紫色で囲いをあしらったアイコンは、メインの Visual Studio IDE のものです。クリック時のエクスペリエンスを的確に表現しているところも満足しています。

新しい Visual Studio IDE の囲いのスタイルは、他のアイコンにも採用しました。また、Visual Studio Code と Visual Studio Team Services のアイコンを色だけで区別するのはやめ、各製品のイメージを持つ独自のピクトグラムを作成しました。すべてのアイコンが完成し、各製品に埋め込まれたのを見ると、たとえば Blend と Code はいずれも Visual Studio ファミリであることは表現されつつも、別の製品であるということがよくわかります。Visual Studio Mobile Center と Visual Studio Team Services についても同様です。

Visual Studio for Mac の新しい製品アイコンは、macOS と Windows の両方のデザイン要素を組み合わせたものとなっています。紫色の無限大記号を使用しつつ、macOS の左に傾いた長方形の共通パターンにも従っています。macOS Dock 上でポップな印象にするために、Visual Studio for Mac のアイコンには陰影を付け立体感を出しました。

アイコンのデザインをこれほど精力的に行ったのは、アイコンの刷新によって最終的に皆様の作業がスムーズになるのを願ってのことです。私たちはユーザーが迷わずクリックできるアイコンを提供し、コーディングなど目的の作業をすぐに始めていただけるようにしたいと考えています。それが「世界で最も支持されるソフトウェアを提供する」ということだと信じるからです。これについてぜひ皆様からご感想をいただければ幸いです。UserVoice (英語) や Visual Studio の [Send Feedback] ツールからお気軽にお寄せください。

john-lea John Lea (デベロッパー部門、デザイン担当主任ディレクター)

John Lea は、Visual Studio や Visual Studio Code、Visual Studio Team Services などのマイクロソフトの開発者ツール製品のデザインを担当する DevDiv デザイン スタジオの責任者です。ユーザー インターフェイスのデザインや作成を担当し、チーム リーダーとして 18 年以上の実績があります。マイクロソフトに勤務する前は Canonical で UX アーキテクチャと配信の責任者を務め、7 年間 Ubuntu Linux オペレーティング システムの UI デザインを担当していました。

Visual Studio 2017 リリース & 20 周年記念イベントのご案内

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本記事は、マイクロソフト本社の The Visual Studio Blog の記事を抄訳したものです。
【元記事】 Join Us: Visual Studio 2017 Launch Event and 20th Anniversary 2017/2/9

 

私がマイクロソフトに入社したのは 25 年前にもなります。Access チームの開発者としてキャリアをスタートし、その後、Visual InterDev という新製品の開発に携わりました。数あるマイクロソフト製品の中でも「Visual」の部分が強調されていたのが印象的で、これが現在の Visual Studio にまで長きにわたって続いています。

そして本日、Visual Studio がついに 20 周年を迎えました。20 歳を祝うときです! この大きな節目に発表させていただくのが、最新バージョンの Visual Studio 2017 で、リリースは 3 月 7 日を予定しています。

私は Visual Studio の初版の開発に携わっていましたが、その当時大きな目標として掲げていたのは、クライアント、サーバー、Web 用のアプリケーションの構築に開発者が必要としていたすべての機能をまとめて提供することでした。そして 20 年前の 1997 年 1 月 28 日、Visual Studio 97 をリリースすることが発表されました。あらゆる開発者を想定して開発された、最高レベルの生産性ツールをまとめた単一の製品です。これは簡単な仕事ではありませんでした。Visual Basic、Visual C++、Visual J++, Visual FoxPro、Visual InterDev を 1 つの製品にまとめて提供することは困難をきわめました。しかしながら、当時のチームがリリースしたこの製品は、その後 20 年にもわたって世界中の開発者に愛される素晴らしい生産性ソリューションとして、最初の一歩を踏み出したのです。

Visual Studio はその後年月を経て、IDE から、Visual Studio Team Services や Visual Studio Code といった多様な製品やサービスを含むスイート製品へと成長しました。Visual Studio 製品ファミリはプラットフォームの壁を越えて成長し、Android、iOS、Linux、MacOS、Windows にまたがるモバイル ファースト、クラウド ファーストのアプリの開発に貢献しています。また、Azure クラウドとの緊密な統合により、多種多様なプロジェクトで業界最先端の DevOps の手法を実現しています。

3 月 7 日に最新バージョンの Visual Studio 2017 がリリースされますが、これと同時に 2 日間のローンチ イベントがライブ ストリーム (https://launch.visualstudio.com、英語) で開催されます。このイベントでは、私のほかに、Brian Harry、Miguel de Icaza、Scott Hanselman が登壇し、Visual Studio、.NET、Xamarin、Azure、その他の製品の最新技術についてお伝えする予定です。皆様には、この製品の重要な改良点にフォーカスしたデモ セッションにご参加いただくチャンスがあります。また、3 月 8 日には、新たなユーザー向けにライブ トレーニングを終日配信する予定です。さまざまなトピックの中からセッションをお選びいただけます。こちらでスケジュールをチェックしておいてください (英語)

Visual Studio を初めてお使いの方も、これまでずっとご利用いただいていた方も、この機会にぜひ声をお聞かせください。電話や動画などで Visual Studio に関するご意見をお寄せください。

  • Visual Studio をこれまでどのくらい使用していますか?
  • あなたがこれまでに作成した中で最高のソフトウェアはどのようなものですか?
  • Visual Studio についてお気に入りの点を教えてください。
  • お祝いメッセージをいただけますか? また、「Happy Birthday, Visual Studio」を皆様の国や地域の言語で教えてください。

以下の動画を参考にしていただければ幸いです (Sara Ford の例)。

ステッカー、T シャツ、マグカップ、ポスター、ボタンなど、心に残る記念品をお持ちですか? #MyVSstory というハッシュタグをつけて、InstagramTwitter、Facebook にあなたのストーリーをショート ビデオやコメントで投稿してください。

たくさんのストーリーをお待ちしています!

Julia Liuson (Visual Studio 担当コーポレート バイス プレジデント)

Julia Liuson は開発者向けのツールやサービスを担当しています。幅広いソフトウェア開発者向けのプログラム言語やランタイム、Visual Studio や Visual Studio Code、.NET Framework 系列の製品やサービスの設計を行っています。マイクロソフトには 1992 年に入社し、Visual Studio Business Applications 担当ゼネラル マネージャー、上海のサーバーおよびツール部門担当ゼネラル マネージャー、Visual Basic 担当開発マネージャーなどのさまざまな技術職や管理職の経歴を持ちます。

 

業界の先進企業が実施するモバイル アプリ変革

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本記事は、マイクロソフト本社の The Visual Studio Blog の記事を抄訳したものです。
【元記事】 How do industry leaders set their mobile apps apart? 2017/2/16

 

技術革新とユーザー レベルの向上により、アプリ品質に要求される水準はこの数年間で大幅に上昇しています。各業界の先進企業では、ユーザーのハイレベルな要望に対応し企業間競争で優位に立つために、(1) ありふれたアプリから優れたモバイル エクスペリエンスへの転換、(2) 単純なデータ対応型機能から学習や改良ができるインテリジェントなデータ駆動型アプリへの進化、(3) 一体型アプリから機能に特化したアプリのモバイル ポートフォリオへの移行という 3 つの大きな変革に投資しています。ぜひ今回ご紹介するアイデアを、お客様のモバイル エクスペリエンス刷新やビジネスの成長にお役立てください。

今回ご紹介する戦略の詳細にご興味がある方は、電子ブック『モバイルで競争を優位に: モバイル DevOps とクラウドでアプリを差別化する方法 (英語)』をお読みください。

変革 1: ありふれたアプリからすばらしいエクスペリエンスへ

ユーザーがまた利用したくなるアプリ

標準的な機能型アプリはもはや時代遅れです。一般、企業を問わず今日のモバイル ユーザーは、使いやすいユーザー インターフェイス、地理情報、その他の「普通の」アプリ機能では満足できません。ユーザーは、高速で関連性が高くパーソナライズされた機能を持ち、どんなデバイスでも使用できる、完全にネイティブなモバイル アプリを求めています。

Bloomin’Brands, Inc. では、モバイル アプリを活用してファミリー レストランでのエクスペリエンスを刷新し、顧客ロイヤリティを高めてリピート顧客を獲得しています。同社の Outback Steakhouse ブランドが提供する Outback Steakhouse アプリでは、最寄りの店舗検索、予約、自動チェックイン、席の確保、会計、割引の適用など、一連のアクションを顧客がすばやく簡単に行うことができます。

次のビデオでは、ユーザーから高評価を得ている Outback Steakhouse のアプリをご覧いただけます。

すべてのユーザーに同じレベルを提供

もはや、アプリに「企業向け」「一般向け」の差はありません。社員は、個人用アプリと同様のシームレスで便利なエクスペリエンスを業務用アプリに求めています。IT 担当者がそれに応えられなければアプリは使われなくなり、企業の努力や投資は無駄になってしまいます。

Alaska Airlines では、従業員にも顧客と同じレベルを提供するという基準を定め、顧客のユーザー エクスペリエンスを反映した従業員向けアプリ ポートフォリオを採用しています。たとえば、社内アプリの Hopper では、従業員がどこからでも旅費手当にアクセスしたり、自動的にチェックインしたり、運航状況を確認したり、モバイル搭乗券を受け取ったりできます。

次のビデオでは、顧客のエクスペリエンスを従業員向けアプリに採用した Alaska Airlines の例をご覧いただけます。

変革 2: データ対応型アプリからデータ駆動型インテリジェンスへ

あらゆるデータの活用

高品質なアプリでは、単純にデータの入力や編集を行うだけではなく、データから得たインテリジェンスを活用することができます。たとえば、ユーザーの特定、アプリの操作内容の追跡、顧客の購入内容の把握などの多様な機能を備えています。企業はこの情報を利用してトレンドを掴み、顧客ロイヤリティや従業員の満足度の向上、ビジネス上の意思決定などに活用できます。

Nuvem Tecnologia では、モバイルとクラウドを組み合わせて、各地の農家におけるビッグ データ機能の活用を実現しました。同社の AgroSIG アプリでは、ブラジル全土の農家の複雑な農作業プロセスを近代化し、農業データの集約とミスが発生しやすい紙媒体レポートの排除を実施しました。デバイスで撮影した写真と GPS を利用した履歴データの分析結果から害虫被害を把握することで、農家は情報を元にリアルタイムで意思決定し、収穫量を増加させることができます。

次のビデオでは、Nuvem Tecnologia のデータ活用による農作業プロセスの改善をご覧いただけます。

変革 3: 単一アプリから複数アプリのポートフォリオへ

イノベーション ハブの構築

3 つ目は、モバイル アプリのエクスペリエンスではなく、ビジネスの構築とアプリの更新方法の変革です。企業のビジネス戦略の中心要素としてモバイル戦略は不可欠です。その変革のステップとして、従来の一体型アプリから役割ごとまたは機能ごとに特化したアプリのポートフォリオに移行することが重要となります。

先進企業では、反復的に自動化されたプロセスを確立することで、フィードバック収集とリリースのサイクルを迅速化し、新規プロジェクトの提供や既存アプリの継続的な改良を行っています。

Dutch Railways は、「すべてをこなせる」重い一体型アプリから単機能の軽量なアプリに移行するというモバイル エクスペリエンスの再構築のトレンドを取り入れています。同社では、以前使用していた時代遅れの Rail Pocket という通信システムを新規デバイス向けに再設計する代わりに、タイム シート、時刻表、ログの保守などの各機能に特化した 8 種類のアプリを開発しました。これにより、Dutch Railways ではアプリの改良や新機能の追加を迅速かつ容易にできるようになりました。

次のビデオでは、7,000 人以上が利用する情報量豊富な Dutch Railways の社内アプリの構築のようすをご覧いただけます。

まとめ

モバイル ファーストの世界では、ユーザーの要望やビジネス ニーズは常に変化しています。成功を収めている業界の先進企業は、このような変化を受け止めてビジネスに応用しています。競争力を維持し新しいモバイル エクスペリエンスを提供する方法については、電子ブック『モバイルで競争を優位に: モバイル DevOps とクラウドでアプリを差別化する方法 (英語)』をお読みください。

Cormac Foster (シニア製品マーケティング マネージャー)

Cormac Foster はモバイル製品マーケティングを担当しています。マイクロソフトに移籍する前は Xamarin に勤務し、アナリスト関係管理およびソート リーダーシップを担当していました。また、Xamarin で勤務する以前はソフトウェアのテスト、研究、マーケティングなどさまざまな業務を担当していました。

 

Visual Studio サブスクライバーおよび Dev Essentials メンバー向けの新しい特典

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本記事は、マイクロソフト本社の The Visual Studio Blog の記事を抄訳したものです。
【元記事】 New benefits for Visual Studio subscribers and Dev Essentials members 2017/3/7

 

本日、Visual Studio 2017 のリリース イベント (英語) において、サブスクライバー向けの新しい特典と更新された特典が発表されました。イベントを見逃した方や、オンデマンドのトレーニングを視聴したい方は、リリース イベントのページ (英語) をご確認ください。Visual Studio サブスクライバーまたは Dev Essentials プログラム メンバーの皆様は、新しい特典を有効化してすぐにご利用を開始していただけます。開発者向けサブスクリプションおよびプログラムの詳細については、Visual Studio のサイトをご覧ください。

今回発表された新たな特典と更新された特典は、以下のとおりです。

Office 365 Developer アカウント

Visual Studio Enterprise サブスクライバーを対象に、Office 365 Developer アカウントが 25 シート提供され、複数ユーザーによるアクセスが可能になります。このアカウントは、Office 365 向けアプリケーションの作成とテストにご利用いただけます。

Opsgility のオンデマンド トレーニング

Visual Studio Dev Essentials メンバーを対象に、現時点で最も包括的な Microsoft Azure カリキュラムのビデオ ライブラリのサブスクリプションが 3 か月分提供されます。3 か月のサブスクリプション期間の終了後は、25% 割引で、完全なラボ ガイドを含む Opsgility のフル メンバーシップ プランにアップグレードできます。詳細については、Opsgility のブログ (英語) をご覧ください。

Parasoft Virtualize/SOAtest Professional Desktop

Visual Studio Enterprise サブスクライバーを対象に、Parasoft Virtualize/SOAtest Professional Desktop にフル アクセス可能なサブスクリプションが 6 か月分提供されます。これらのツールは、最新のビジネス システム間のトランザクションのセキュリティ、信頼性、パフォーマンスを確保するためのテストを自動化するもので、現時点では入手できない、進化を続けるアプリケーションやシステムの動作のシミュレーションとテストを行うことができます。6 か月のサブスクリプション期間の終了後は、年間契約を通常料金の 25% 割引でご利用いただけます。詳細については、Parasoft の特典ページ (英語) をご覧ください。

Pluralsight のオンデマンド トレーニング

皆様からのご要望にお応えして、今年の Pluralsight の特典を見直しました!

Visual Studio Enterprise サブスクライバーの皆様は、12 か月間、Pluralsight のすべてのコース カタログとテクノロジ学習プラットフォームへのフル アクセスが可能です。この間、モバイル、Web、DevOps に関するコース、ラーニング パス、評価を自由にご利用いただけます。12 か月が経過した後は、厳選された 40 種類のコースをご利用いただけるほか、Pluralsight の完全なサブスクリプションを 25% 割引でご購入いただけます。

Visual Studio Professional、Visual Studio MSDN Platforms、Visual Studio Test Pro サブスクライバーの皆様は、Pluralsight の新しい学習プラットフォームの厳選された 40 種類のコースをご利用いただけます。これまでと同様に、常に新しいテクノロジの最新スキルを習得していただけるように、これらのトレーニングは年間を通して定期的に更新されます。Pluralsight の完全なサブスクリプションの購入を希望される場合は、25% 割引の特典をご利用いただけます。

Visual Studio 20 周年を記念して、更新された Pluralsight の特典にサインアップし、かつ 1 つのコースを修了した Visual Studio Enterprise サブスクライバー先着 1,000 名様に、限定版の Visual Studio 20 周年記念 T シャツと Pluralsight の多目的ツールをプレゼントします*。

Redgate Data Tools

Visual Studio Enterprise サブスクライバーを対象に、サブスクリプションに Redgate Data Tools が追加されました。これにより、DevOps プロセスを SQL Server や Azure SQL データベースに拡張し、SQL を使用した作業の生産性を向上できます。ReadyRoll Core、SQL Prompt Core、SQL Search などのツールを使用して、開発やソース管理を行い、データベースやアプリケーションの変更のデプロイを安全に自動化できます。詳細については、Visual Studio 2017 の Redgate Data Tools に関する記事 (英語) をご覧ください。

WhiteSource Bolt

Visual Studio Enterprise サブスクライバーを対象に、Microsoft Visual Studio Team Services および Team Foundation Server プラットフォームに統合されたオープンソースの管理ツール、WhiteSource Bolt にフル アクセス可能なサブスクリプションが 6 か月分提供されます。WhiteSource Bolt は、問題があるオープン ソース コンポーネントを開発プロセスの初期段階で特定し、アプリケーションの全体的なセキュリティと品質を向上させるために役立つ軽量なソリューションです。6 か月のサブスクリプション期間の終了後は、この拡張機能の年間契約を通常料金の 25% 割引でご利用いただけます。詳細については、WhiteSource のブログ (英語) をご覧ください。

ぜひこちらのページ (英語) からリリース イベントをはじめとするオンデマンド ビデオをご覧ください。また、Visual Studio 2017 はこちらのページからダウンロードしていただけます。

今すぐ Visual Studio サブスクリプション ポータルにログインして、新しい特典をご利用ください。

また、追加を希望される特典に関するフィードバック、ご提案、ご意見、アイデアがございましたら、ページ下部のコメント欄までお寄せください。

nandi Shawn Nandi (パートナーシップおよびプランニング担当シニア ディレクター)

Shawn は、マイクロソフトの開発者向けビジネスのパートナーシップとビジネス プランニング、開発者向けプログラムおよび Visual Studio サブスクリプションや Dev Essentials といった開発者向けサブスクリプションの製品マーケティングを担当しています。

*サブスクライバー 1 名様につき、T シャツとツールはそれぞれ 1 つ限りとさせていただきます。このキャンペーンは 2017 年 5 月 1 日または在庫がなくなりしだい終了となります。また、現金でのキャッシュバックは行っておりません。税金が発生する場合は、お客様がお支払いの責任を負うものとします。配達不可で返送されたプレゼントは再送いたしかねます。プレゼントのお届けには 6 ~ 8 週間かかります。マイクロソフトは、いつでも予告なしにこのキャンペーンを中止、変更、延期する権利を留保します。

Visual Studio 2017 に Redgate Data Tools を同梱

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本記事は、マイクロソフト本社の The Visual Studio Blog の記事を抄訳したものです。
【元記事】 Redgate Data Tools in Visual Studio 2017 2017/3/7

 

本日の Visual Studio 2017 リリース イベント (英語) において、Visual Studio 2017 に Redgate Data Tools が組み込まれたことが発表されました。これは、Redgate (英語) とのパートナーシップによって実現しました。Redgate Data Tools には、DevOps の手法を SQL Server や Azure SQL データベースに拡張し、データベース開発の生産性を向上させる 3 つのコンポーネントが含まれています。

各コンポーネントの概要は以下のとおりです。

  • ReadyRoll Core: 開発やソース管理を行ったり、データベースやアプリケーションの変更のデプロイを安全に自動化できます。ReadyRoll Core は、Visual Studio 2017 Enterprise Edition でご利用いただけます。
  • SQL Prompt Core: SQL の高度なコード補完機能を提供します。SQL Prompt Core は、Visual Studio 2017 Enterprise Edition でご利用いただけます。
  • SQL Search: 複数のデータベース間で SQL オブジェクトを迅速かつ簡単に検索できます。SQL Search は、Visual Studio 2017 のすべてのエディションでご利用いただけます。

Redgate Data Tools は、Visual Studio Installer を使用して、[Data storage and processing] ワークロードまたは [Individual components] タブからインストールできます。

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今回の記事では、Redgate Data Tools の各コンポーネントを使用して SQL データベース開発を効率化する方法についてご説明します。

ReadyRoll Core でデータベースの変更を安全にデプロイ

データベースの変更を管理し、DevOps のパイプラインに組み込むのは手間のかかることです。実行の必要があるスクリプトを把握し、データベースの状態を管理する作業は、面倒でミスが起こりやすくもあります。ReadyRoll Core では、データベース スキーマの変更をデータベース移行スクリプトに変換することで、このプロセスを簡略化します。これらの移行スクリプトは、ソース管理にチェックインして、他のデータベースにデプロイすることができます。

ReadyRoll プロジェクトで作業している場合、Visual Studio、SQL Server Management Studio、その他の任意のツールを使用して開発データベースを変更すると、ReadyRoll Core によって変更の一覧と差分が表示されます。

02_redgatereadyrollcompare

その後、これらの変更に基づいて移行スクリプトを生成し、プロジェクトに新しい移行スクリプトを追加することができます。必要に応じて、生成された移行スクリプトを手動で変更することもできます。

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変更が完了したら、これらの移行スクリプトとアプリケーションのその他の更新をソース管理にチェックインして、作業結果をチームと共有することができます。

また、Redgate が提供する ReadyRoll Visual Studio Team Services プラグイン (英語) には、VSTS のビルドおよびリリース タスクが含まれており、これらの移行スクリプトを他のデータベースに安全にデプロイすることができます。これにより、複数のインスタンス間でデータベースのデプロイの整合性を保つことができます。これらのデータベースのデプロイを自動化するように VSTS をセットアップすることで、データベース開発の生産性をさらに向上させ、潜在的な問題について早期に把握することができます。

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ReadyRoll Core をデータベース開発に使用する方法の概要については、Redgate のテクニカル リーダーを務める David Simner 氏の Channel 9 ビデオ (英語) をご覧ください。

SQL Prompt Core で SQL コードの記述を簡略化

SQL Prompt Core は、SQL コードを効率的に記述するうえで役立つ SQL コード編集の生産性向上スイートで、最も重要な機能として、入力時に SQL コマンド、列名などを自動的に提案する高度なコード補完機能を備えています。

しかし、SQL Prompt Core は単なるオートコンプリート機能ではありません。他にも多数の高品質な機能強化により、SQL コードの記述を簡略化します。以下に、私のお気に入りの機能を 2 つご紹介します。

  • ワイルドカードの展開: SELECT * FROM ステートメントの * の後にカーソルを置いてタブ ボタンを押すと、ワイルドカードが展開されます。

05_sqlpromptwildcard

SQL Prompt Core によって、* がそのテーブルで使用可能なすべての列に置き換えられます。

06_sqlpromptwildcardexpanded

すべての列を必要としない場合は、代わりに * を強調表示して入力を開始すると、必要な列のサブセットを選択することができます。

07_sqlpromptwildcardselect

  • 結合の提案: SQL Prompt Core は JOIN ステートメントを自動的に補完し、外部キーの関係や列の類似性に基づいて、入力時に結合の候補を提案します。

08_sqlpromptjoin

SQL Search で複数の SQL データベース間を迅速に検索

複雑なデータベースや使い慣れないデータベースで作業する場合、SQL オブジェクトを見つけることは困難で、時間がかかります。SQL Search を使用すると、テーブル、ビュー、ストアド プロシージャなどに含まれる SQL の断片をすばやく検索し、時間を節約することができます。

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データベース開発者の皆様は、列とその列を参照するすべてのストアド プロシージャを変更しなければならなくなった経験があるかもしれません。SQL Search を使用すれば、そのような場合も迅速に対応できます。列名を検索するだけで、SQL Search がすべての参照を表示してくれるため、検索結果をダブルクリックすれば、SQL Server オブジェクト エクスプローラー内のその参照に移動して、適切な変更を加えることができます。

今すぐ Visual Studio 2017 で Redgate Data Tools をご利用ください

Visual Studio 2017 に Redgate Data Tools が組み込まれたことにより、データベース開発をより簡単に効率的に行っていただけるようになりました。ぜひ Visual Studio 2017 をダウンロードしてお試しいただき、Redgate にフィードバック (英語) をお寄せください。また、ご興味がある方は、Redgate の SQL Toolbelt (英語) も併せてご確認ください。

jeff-gao Jeff Gao (Visual Studio プラットフォーム担当プログラム マネージャー)

Jeff は、Visual Studio プラットフォーム チームのプログラム マネージャーとして製品導入エクスペリエンスの向上に重点的に取り組んでいます。

 

Visual Studio 2017 リリース & 20 周年記念イベントのご案内

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本記事は、マイクロソフト本社の The Visual Studio Blog の記事を抄訳したものです。
【元記事】 Join Us: Visual Studio 2017 Launch Event and 20th Anniversary 2017/2/9

 

私がマイクロソフトに入社したのは 25 年前にもなります。Access チームの開発者としてキャリアをスタートし、その後、Visual InterDev という新製品の開発に携わりました。数あるマイクロソフト製品の中でも「Visual」の部分が強調されていたのが印象的で、これが現在の Visual Studio にまで長きにわたって続いています。

そして本日、Visual Studio がついに 20 周年を迎えました。20 歳を祝うときです! この大きな節目に発表させていただくのが、最新バージョンの Visual Studio 2017 で、リリースは 3 月 7 日を予定しています。

私は Visual Studio の初版の開発に携わっていましたが、その当時大きな目標として掲げていたのは、クライアント、サーバー、Web 用のアプリケーションの構築に開発者が必要としていたすべての機能をまとめて提供することでした。そして 20 年前の 1997 年 1 月 28 日、Visual Studio 97 をリリースすることが発表されました。あらゆる開発者を想定して開発された、最高レベルの生産性ツールをまとめた単一の製品です。これは簡単な仕事ではありませんでした。Visual Basic、Visual C++、Visual J++, Visual FoxPro、Visual InterDev を 1 つの製品にまとめて提供することは困難をきわめました。しかしながら、当時のチームがリリースしたこの製品は、その後 20 年にもわたって世界中の開発者に愛される素晴らしい生産性ソリューションとして、最初の一歩を踏み出したのです。

Visual Studio はその後年月を経て、IDE から、Visual Studio Team Services や Visual Studio Code といった多様な製品やサービスを含むスイート製品へと成長しました。Visual Studio 製品ファミリはプラットフォームの壁を越えて成長し、Android、iOS、Linux、MacOS、Windows にまたがるモバイル ファースト、クラウド ファーストのアプリの開発に貢献しています。また、Azure クラウドとの緊密な統合により、多種多様なプロジェクトで業界最先端の DevOps の手法を実現しています。

3 月 7 日に最新バージョンの Visual Studio 2017 がリリースされますが、これと同時に 2 日間のローンチ イベントがライブ ストリーム (https://launch.visualstudio.com、英語) で開催されます。このイベントでは、私のほかに、Brian Harry、Miguel de Icaza、Scott Hanselman が登壇し、Visual Studio、.NET、Xamarin、Azure、その他の製品の最新技術についてお伝えする予定です。皆様には、この製品の重要な改良点にフォーカスしたデモ セッションにご参加いただくチャンスがあります。また、3 月 8 日には、新たなユーザー向けにライブ トレーニングを終日配信する予定です。さまざまなトピックの中からセッションをお選びいただけます。こちらでスケジュールをチェックしておいてください (英語)

Visual Studio を初めてお使いの方も、これまでずっとご利用いただいていた方も、この機会にぜひ声をお聞かせください。電話や動画などで Visual Studio に関するご意見をお寄せください。

  • Visual Studio をこれまでどのくらい使用していますか?
  • あなたがこれまでに作成した中で最高のソフトウェアはどのようなものですか?
  • Visual Studio についてお気に入りの点を教えてください。
  • お祝いメッセージをいただけますか? また、「Happy Birthday, Visual Studio」を皆様の国や地域の言語で教えてください。

以下の動画を参考にしていただければ幸いです (Sara Ford の例)。

ステッカー、T シャツ、マグカップ、ポスター、ボタンなど、心に残る記念品をお持ちですか? #MyVSstory というハッシュタグをつけて、InstagramTwitter、Facebook にあなたのストーリーをショート ビデオやコメントで投稿してください。

たくさんのストーリーをお待ちしています!

Julia Liuson (Visual Studio 担当コーポレート バイス プレジデント)

Julia Liuson は開発者向けのツールやサービスを担当しています。幅広いソフトウェア開発者向けのプログラム言語やランタイム、Visual Studio や Visual Studio Code、.NET Framework 系列の製品やサービスの設計を行っています。マイクロソフトには 1992 年に入社し、Visual Studio Business Applications 担当ゼネラル マネージャー、上海のサーバーおよびツール部門担当ゼネラル マネージャー、Visual Basic 担当開発マネージャーなどのさまざまな技術職や管理職の経歴を持ちます。

 

業界の先進企業が実施するモバイル アプリ変革

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本記事は、マイクロソフト本社の The Visual Studio Blog の記事を抄訳したものです。
【元記事】 How do industry leaders set their mobile apps apart? 2017/2/16

 

技術革新とユーザー レベルの向上により、アプリ品質に要求される水準はこの数年間で大幅に上昇しています。各業界の先進企業では、ユーザーのハイレベルな要望に対応し企業間競争で優位に立つために、(1) ありふれたアプリから優れたモバイル エクスペリエンスへの転換、(2) 単純なデータ対応型機能から学習や改良ができるインテリジェントなデータ駆動型アプリへの進化、(3) 一体型アプリから機能に特化したアプリのモバイル ポートフォリオへの移行という 3 つの大きな変革に投資しています。ぜひ今回ご紹介するアイデアを、お客様のモバイル エクスペリエンス刷新やビジネスの成長にお役立てください。

今回ご紹介する戦略の詳細にご興味がある方は、電子ブック『モバイルで競争を優位に: モバイル DevOps とクラウドでアプリを差別化する方法 (英語)』をお読みください。

変革 1: ありふれたアプリからすばらしいエクスペリエンスへ

ユーザーがまた利用したくなるアプリ

標準的な機能型アプリはもはや時代遅れです。一般、企業を問わず今日のモバイル ユーザーは、使いやすいユーザー インターフェイス、地理情報、その他の「普通の」アプリ機能では満足できません。ユーザーは、高速で関連性が高くパーソナライズされた機能を持ち、どんなデバイスでも使用できる、完全にネイティブなモバイル アプリを求めています。

Bloomin’Brands, Inc. では、モバイル アプリを活用してファミリー レストランでのエクスペリエンスを刷新し、顧客ロイヤリティを高めてリピート顧客を獲得しています。同社の Outback Steakhouse ブランドが提供する Outback Steakhouse アプリでは、最寄りの店舗検索、予約、自動チェックイン、席の確保、会計、割引の適用など、一連のアクションを顧客がすばやく簡単に行うことができます。

次のビデオでは、ユーザーから高評価を得ている Outback Steakhouse のアプリをご覧いただけます。

すべてのユーザーに同じレベルを提供

もはや、アプリに「企業向け」「一般向け」の差はありません。社員は、個人用アプリと同様のシームレスで便利なエクスペリエンスを業務用アプリに求めています。IT 担当者がそれに応えられなければアプリは使われなくなり、企業の努力や投資は無駄になってしまいます。

Alaska Airlines では、従業員にも顧客と同じレベルを提供するという基準を定め、顧客のユーザー エクスペリエンスを反映した従業員向けアプリ ポートフォリオを採用しています。たとえば、社内アプリの Hopper では、従業員がどこからでも旅費手当にアクセスしたり、自動的にチェックインしたり、運航状況を確認したり、モバイル搭乗券を受け取ったりできます。

次のビデオでは、顧客のエクスペリエンスを従業員向けアプリに採用した Alaska Airlines の例をご覧いただけます。

変革 2: データ対応型アプリからデータ駆動型インテリジェンスへ

あらゆるデータの活用

高品質なアプリでは、単純にデータの入力や編集を行うだけではなく、データから得たインテリジェンスを活用することができます。たとえば、ユーザーの特定、アプリの操作内容の追跡、顧客の購入内容の把握などの多様な機能を備えています。企業はこの情報を利用してトレンドを掴み、顧客ロイヤリティや従業員の満足度の向上、ビジネス上の意思決定などに活用できます。

Nuvem Tecnologia では、モバイルとクラウドを組み合わせて、各地の農家におけるビッグ データ機能の活用を実現しました。同社の AgroSIG アプリでは、ブラジル全土の農家の複雑な農作業プロセスを近代化し、農業データの集約とミスが発生しやすい紙媒体レポートの排除を実施しました。デバイスで撮影した写真と GPS を利用した履歴データの分析結果から害虫被害を把握することで、農家は情報を元にリアルタイムで意思決定し、収穫量を増加させることができます。

次のビデオでは、Nuvem Tecnologia のデータ活用による農作業プロセスの改善をご覧いただけます。

変革 3: 単一アプリから複数アプリのポートフォリオへ

イノベーション ハブの構築

3 つ目は、モバイル アプリのエクスペリエンスではなく、ビジネスの構築とアプリの更新方法の変革です。企業のビジネス戦略の中心要素としてモバイル戦略は不可欠です。その変革のステップとして、従来の一体型アプリから役割ごとまたは機能ごとに特化したアプリのポートフォリオに移行することが重要となります。

先進企業では、反復的に自動化されたプロセスを確立することで、フィードバック収集とリリースのサイクルを迅速化し、新規プロジェクトの提供や既存アプリの継続的な改良を行っています。

Dutch Railways は、「すべてをこなせる」重い一体型アプリから単機能の軽量なアプリに移行するというモバイル エクスペリエンスの再構築のトレンドを取り入れています。同社では、以前使用していた時代遅れの Rail Pocket という通信システムを新規デバイス向けに再設計する代わりに、タイム シート、時刻表、ログの保守などの各機能に特化した 8 種類のアプリを開発しました。これにより、Dutch Railways ではアプリの改良や新機能の追加を迅速かつ容易にできるようになりました。

次のビデオでは、7,000 人以上が利用する情報量豊富な Dutch Railways の社内アプリの構築のようすをご覧いただけます。

まとめ

モバイル ファーストの世界では、ユーザーの要望やビジネス ニーズは常に変化しています。成功を収めている業界の先進企業は、このような変化を受け止めてビジネスに応用しています。競争力を維持し新しいモバイル エクスペリエンスを提供する方法については、電子ブック『モバイルで競争を優位に: モバイル DevOps とクラウドでアプリを差別化する方法 (英語)』をお読みください。

Cormac Foster (シニア製品マーケティング マネージャー)

Cormac Foster はモバイル製品マーケティングを担当しています。マイクロソフトに移籍する前は Xamarin に勤務し、アナリスト関係管理およびソート リーダーシップを担当していました。また、Xamarin で勤務する以前はソフトウェアのテスト、研究、マーケティングなどさまざまな業務を担当していました。

 


Visual Studio サブスクライバーおよび Dev Essentials メンバー向けの新しい特典

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本記事は、マイクロソフト本社の The Visual Studio Blog の記事を抄訳したものです。
【元記事】 New benefits for Visual Studio subscribers and Dev Essentials members 2017/3/7

 

本日、Visual Studio 2017 のリリース イベント (英語) において、サブスクライバー向けの新しい特典と更新された特典が発表されました。イベントを見逃した方や、オンデマンドのトレーニングを視聴したい方は、リリース イベントのページ (英語) をご確認ください。Visual Studio サブスクライバーまたは Dev Essentials プログラム メンバーの皆様は、新しい特典を有効化してすぐにご利用を開始していただけます。開発者向けサブスクリプションおよびプログラムの詳細については、Visual Studio のサイトをご覧ください。

今回発表された新たな特典と更新された特典は、以下のとおりです。

Office 365 Developer アカウント

Visual Studio Enterprise サブスクライバーを対象に、Office 365 Developer アカウントが 25 シート提供され、複数ユーザーによるアクセスが可能になります。このアカウントは、Office 365 向けアプリケーションの作成とテストにご利用いただけます。

Opsgility のオンデマンド トレーニング

Visual Studio Dev Essentials メンバーを対象に、現時点で最も包括的な Microsoft Azure カリキュラムのビデオ ライブラリのサブスクリプションが 3 か月分提供されます。3 か月のサブスクリプション期間の終了後は、25% 割引で、完全なラボ ガイドを含む Opsgility のフル メンバーシップ プランにアップグレードできます。詳細については、Opsgility のブログ (英語) をご覧ください。

Parasoft Virtualize/SOAtest Professional Desktop

Visual Studio Enterprise サブスクライバーを対象に、Parasoft Virtualize/SOAtest Professional Desktop にフル アクセス可能なサブスクリプションが 6 か月分提供されます。これらのツールは、最新のビジネス システム間のトランザクションのセキュリティ、信頼性、パフォーマンスを確保するためのテストを自動化するもので、現時点では入手できない、進化を続けるアプリケーションやシステムの動作のシミュレーションとテストを行うことができます。6 か月のサブスクリプション期間の終了後は、年間契約を通常料金の 25% 割引でご利用いただけます。詳細については、Parasoft の特典ページ (英語) をご覧ください。

Pluralsight のオンデマンド トレーニング

皆様からのご要望にお応えして、今年の Pluralsight の特典を見直しました!

Visual Studio Enterprise サブスクライバーの皆様は、12 か月間、Pluralsight のすべてのコース カタログとテクノロジ学習プラットフォームへのフル アクセスが可能です。この間、モバイル、Web、DevOps に関するコース、ラーニング パス、評価を自由にご利用いただけます。12 か月が経過した後は、厳選された 40 種類のコースをご利用いただけるほか、Pluralsight の完全なサブスクリプションを 25% 割引でご購入いただけます。

Visual Studio Professional、Visual Studio MSDN Platforms、Visual Studio Test Pro サブスクライバーの皆様は、Pluralsight の新しい学習プラットフォームの厳選された 40 種類のコースをご利用いただけます。これまでと同様に、常に新しいテクノロジの最新スキルを習得していただけるように、これらのトレーニングは年間を通して定期的に更新されます。Pluralsight の完全なサブスクリプションの購入を希望される場合は、25% 割引の特典をご利用いただけます。

Visual Studio 20 周年を記念して、更新された Pluralsight の特典にサインアップし、かつ 1 つのコースを修了した Visual Studio Enterprise サブスクライバー先着 1,000 名様に、限定版の Visual Studio 20 周年記念 T シャツと Pluralsight の多目的ツールをプレゼントします*。

Redgate Data Tools

Visual Studio Enterprise サブスクライバーを対象に、サブスクリプションに Redgate Data Tools が追加されました。これにより、DevOps プロセスを SQL Server や Azure SQL データベースに拡張し、SQL を使用した作業の生産性を向上できます。ReadyRoll Core、SQL Prompt Core、SQL Search などのツールを使用して、開発やソース管理を行い、データベースやアプリケーションの変更のデプロイを安全に自動化できます。詳細については、Visual Studio 2017 の Redgate Data Tools に関する記事 (英語) をご覧ください。

WhiteSource Bolt

Visual Studio Enterprise サブスクライバーを対象に、Microsoft Visual Studio Team Services および Team Foundation Server プラットフォームに統合されたオープンソースの管理ツール、WhiteSource Bolt にフル アクセス可能なサブスクリプションが 6 か月分提供されます。WhiteSource Bolt は、問題があるオープン ソース コンポーネントを開発プロセスの初期段階で特定し、アプリケーションの全体的なセキュリティと品質を向上させるために役立つ軽量なソリューションです。6 か月のサブスクリプション期間の終了後は、この拡張機能の年間契約を通常料金の 25% 割引でご利用いただけます。詳細については、WhiteSource のブログ (英語) をご覧ください。

ぜひこちらのページ (英語) からリリース イベントをはじめとするオンデマンド ビデオをご覧ください。また、Visual Studio 2017 はこちらのページからダウンロードしていただけます。

今すぐ Visual Studio サブスクリプション ポータルにログインして、新しい特典をご利用ください。

また、追加を希望される特典に関するフィードバック、ご提案、ご意見、アイデアがございましたら、ページ下部のコメント欄までお寄せください。

nandi Shawn Nandi (パートナーシップおよびプランニング担当シニア ディレクター)

Shawn は、マイクロソフトの開発者向けビジネスのパートナーシップとビジネス プランニング、開発者向けプログラムおよび Visual Studio サブスクリプションや Dev Essentials といった開発者向けサブスクリプションの製品マーケティングを担当しています。

*サブスクライバー 1 名様につき、T シャツとツールはそれぞれ 1 つ限りとさせていただきます。このキャンペーンは 2017 年 5 月 1 日または在庫がなくなりしだい終了となります。また、現金でのキャッシュバックは行っておりません。税金が発生する場合は、お客様がお支払いの責任を負うものとします。配達不可で返送されたプレゼントは再送いたしかねます。プレゼントのお届けには 6 ~ 8 週間かかります。マイクロソフトは、いつでも予告なしにこのキャンペーンを中止、変更、延期する権利を留保します。

Visual Studio 2017 に Redgate Data Tools を同梱

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本記事は、マイクロソフト本社の The Visual Studio Blog の記事を抄訳したものです。
【元記事】 Redgate Data Tools in Visual Studio 2017 2017/3/7

 

本日の Visual Studio 2017 リリース イベント (英語) において、Visual Studio 2017 に Redgate Data Tools が組み込まれたことが発表されました。これは、Redgate (英語) とのパートナーシップによって実現しました。Redgate Data Tools には、DevOps の手法を SQL Server や Azure SQL データベースに拡張し、データベース開発の生産性を向上させる 3 つのコンポーネントが含まれています。

各コンポーネントの概要は以下のとおりです。

  • ReadyRoll Core: 開発やソース管理を行ったり、データベースやアプリケーションの変更のデプロイを安全に自動化できます。ReadyRoll Core は、Visual Studio 2017 Enterprise Edition でご利用いただけます。
  • SQL Prompt Core: SQL の高度なコード補完機能を提供します。SQL Prompt Core は、Visual Studio 2017 Enterprise Edition でご利用いただけます。
  • SQL Search: 複数のデータベース間で SQL オブジェクトを迅速かつ簡単に検索できます。SQL Search は、Visual Studio 2017 のすべてのエディションでご利用いただけます。

Redgate Data Tools は、Visual Studio Installer を使用して、[Data storage and processing] ワークロードまたは [Individual components] タブからインストールできます。

01_redgatedatatools

今回の記事では、Redgate Data Tools の各コンポーネントを使用して SQL データベース開発を効率化する方法についてご説明します。

ReadyRoll Core でデータベースの変更を安全にデプロイ

データベースの変更を管理し、DevOps のパイプラインに組み込むのは手間のかかることです。実行の必要があるスクリプトを把握し、データベースの状態を管理する作業は、面倒でミスが起こりやすくもあります。ReadyRoll Core では、データベース スキーマの変更をデータベース移行スクリプトに変換することで、このプロセスを簡略化します。これらの移行スクリプトは、ソース管理にチェックインして、他のデータベースにデプロイすることができます。

ReadyRoll プロジェクトで作業している場合、Visual Studio、SQL Server Management Studio、その他の任意のツールを使用して開発データベースを変更すると、ReadyRoll Core によって変更の一覧と差分が表示されます。

02_redgatereadyrollcompare

その後、これらの変更に基づいて移行スクリプトを生成し、プロジェクトに新しい移行スクリプトを追加することができます。必要に応じて、生成された移行スクリプトを手動で変更することもできます。

03_readyrollmigrationscript

変更が完了したら、これらの移行スクリプトとアプリケーションのその他の更新をソース管理にチェックインして、作業結果をチームと共有することができます。

また、Redgate が提供する ReadyRoll Visual Studio Team Services プラグイン (英語) には、VSTS のビルドおよびリリース タスクが含まれており、これらの移行スクリプトを他のデータベースに安全にデプロイすることができます。これにより、複数のインスタンス間でデータベースのデプロイの整合性を保つことができます。これらのデータベースのデプロイを自動化するように VSTS をセットアップすることで、データベース開発の生産性をさらに向上させ、潜在的な問題について早期に把握することができます。

04_readyrollvsts

ReadyRoll Core をデータベース開発に使用する方法の概要については、Redgate のテクニカル リーダーを務める David Simner 氏の Channel 9 ビデオ (英語) をご覧ください。

SQL Prompt Core で SQL コードの記述を簡略化

SQL Prompt Core は、SQL コードを効率的に記述するうえで役立つ SQL コード編集の生産性向上スイートで、最も重要な機能として、入力時に SQL コマンド、列名などを自動的に提案する高度なコード補完機能を備えています。

しかし、SQL Prompt Core は単なるオートコンプリート機能ではありません。他にも多数の高品質な機能強化により、SQL コードの記述を簡略化します。以下に、私のお気に入りの機能を 2 つご紹介します。

  • ワイルドカードの展開: SELECT * FROM ステートメントの * の後にカーソルを置いてタブ ボタンを押すと、ワイルドカードが展開されます。

05_sqlpromptwildcard

SQL Prompt Core によって、* がそのテーブルで使用可能なすべての列に置き換えられます。

06_sqlpromptwildcardexpanded

すべての列を必要としない場合は、代わりに * を強調表示して入力を開始すると、必要な列のサブセットを選択することができます。

07_sqlpromptwildcardselect

  • 結合の提案: SQL Prompt Core は JOIN ステートメントを自動的に補完し、外部キーの関係や列の類似性に基づいて、入力時に結合の候補を提案します。

08_sqlpromptjoin

SQL Search で複数の SQL データベース間を迅速に検索

複雑なデータベースや使い慣れないデータベースで作業する場合、SQL オブジェクトを見つけることは困難で、時間がかかります。SQL Search を使用すると、テーブル、ビュー、ストアド プロシージャなどに含まれる SQL の断片をすばやく検索し、時間を節約することができます。

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データベース開発者の皆様は、列とその列を参照するすべてのストアド プロシージャを変更しなければならなくなった経験があるかもしれません。SQL Search を使用すれば、そのような場合も迅速に対応できます。列名を検索するだけで、SQL Search がすべての参照を表示してくれるため、検索結果をダブルクリックすれば、SQL Server オブジェクト エクスプローラー内のその参照に移動して、適切な変更を加えることができます。

今すぐ Visual Studio 2017 で Redgate Data Tools をご利用ください

Visual Studio 2017 に Redgate Data Tools が組み込まれたことにより、データベース開発をより簡単に効率的に行っていただけるようになりました。ぜひ Visual Studio 2017 をダウンロードしてお試しいただき、Redgate にフィードバック (英語) をお寄せください。また、ご興味がある方は、Redgate の SQL Toolbelt (英語) も併せてご確認ください。

jeff-gao Jeff Gao (Visual Studio プラットフォーム担当プログラム マネージャー)

Jeff は、Visual Studio プラットフォーム チームのプログラム マネージャーとして製品導入エクスペリエンスの向上に重点的に取り組んでいます。

 

Visual Studio 2017 リリース & 20 周年記念イベントのご案内

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本記事は、マイクロソフト本社の The Visual Studio Blog の記事を抄訳したものです。
【元記事】 Join Us: Visual Studio 2017 Launch Event and 20th Anniversary 2017/2/9

 

私がマイクロソフトに入社したのは 25 年前にもなります。Access チームの開発者としてキャリアをスタートし、その後、Visual InterDev という新製品の開発に携わりました。数あるマイクロソフト製品の中でも「Visual」の部分が強調されていたのが印象的で、これが現在の Visual Studio にまで長きにわたって続いています。

そして本日、Visual Studio がついに 20 周年を迎えました。20 歳を祝うときです! この大きな節目に発表させていただくのが、最新バージョンの Visual Studio 2017 で、リリースは 3 月 7 日を予定しています。

私は Visual Studio の初版の開発に携わっていましたが、その当時大きな目標として掲げていたのは、クライアント、サーバー、Web 用のアプリケーションの構築に開発者が必要としていたすべての機能をまとめて提供することでした。そして 20 年前の 1997 年 1 月 28 日、Visual Studio 97 をリリースすることが発表されました。あらゆる開発者を想定して開発された、最高レベルの生産性ツールをまとめた単一の製品です。これは簡単な仕事ではありませんでした。Visual Basic、Visual C++、Visual J++, Visual FoxPro、Visual InterDev を 1 つの製品にまとめて提供することは困難をきわめました。しかしながら、当時のチームがリリースしたこの製品は、その後 20 年にもわたって世界中の開発者に愛される素晴らしい生産性ソリューションとして、最初の一歩を踏み出したのです。

Visual Studio はその後年月を経て、IDE から、Visual Studio Team Services や Visual Studio Code といった多様な製品やサービスを含むスイート製品へと成長しました。Visual Studio 製品ファミリはプラットフォームの壁を越えて成長し、Android、iOS、Linux、MacOS、Windows にまたがるモバイル ファースト、クラウド ファーストのアプリの開発に貢献しています。また、Azure クラウドとの緊密な統合により、多種多様なプロジェクトで業界最先端の DevOps の手法を実現しています。

3 月 7 日に最新バージョンの Visual Studio 2017 がリリースされますが、これと同時に 2 日間のローンチ イベントがライブ ストリーム (https://launch.visualstudio.com、英語) で開催されます。このイベントでは、私のほかに、Brian Harry、Miguel de Icaza、Scott Hanselman が登壇し、Visual Studio、.NET、Xamarin、Azure、その他の製品の最新技術についてお伝えする予定です。皆様には、この製品の重要な改良点にフォーカスしたデモ セッションにご参加いただくチャンスがあります。また、3 月 8 日には、新たなユーザー向けにライブ トレーニングを終日配信する予定です。さまざまなトピックの中からセッションをお選びいただけます。こちらでスケジュールをチェックしておいてください (英語)

Visual Studio を初めてお使いの方も、これまでずっとご利用いただいていた方も、この機会にぜひ声をお聞かせください。電話や動画などで Visual Studio に関するご意見をお寄せください。

  • Visual Studio をこれまでどのくらい使用していますか?
  • あなたがこれまでに作成した中で最高のソフトウェアはどのようなものですか?
  • Visual Studio についてお気に入りの点を教えてください。
  • お祝いメッセージをいただけますか? また、「Happy Birthday, Visual Studio」を皆様の国や地域の言語で教えてください。

以下の動画を参考にしていただければ幸いです (Sara Ford の例)。

ステッカー、T シャツ、マグカップ、ポスター、ボタンなど、心に残る記念品をお持ちですか? #MyVSstory というハッシュタグをつけて、InstagramTwitter、Facebook にあなたのストーリーをショート ビデオやコメントで投稿してください。

たくさんのストーリーをお待ちしています!

Julia Liuson (Visual Studio 担当コーポレート バイス プレジデント)

Julia Liuson は開発者向けのツールやサービスを担当しています。幅広いソフトウェア開発者向けのプログラム言語やランタイム、Visual Studio や Visual Studio Code、.NET Framework 系列の製品やサービスの設計を行っています。マイクロソフトには 1992 年に入社し、Visual Studio Business Applications 担当ゼネラル マネージャー、上海のサーバーおよびツール部門担当ゼネラル マネージャー、Visual Basic 担当開発マネージャーなどのさまざまな技術職や管理職の経歴を持ちます。

 

業界の先進企業が実施するモバイル アプリ変革

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本記事は、マイクロソフト本社の The Visual Studio Blog の記事を抄訳したものです。
【元記事】 How do industry leaders set their mobile apps apart? 2017/2/16

 

技術革新とユーザー レベルの向上により、アプリ品質に要求される水準はこの数年間で大幅に上昇しています。各業界の先進企業では、ユーザーのハイレベルな要望に対応し企業間競争で優位に立つために、(1) ありふれたアプリから優れたモバイル エクスペリエンスへの転換、(2) 単純なデータ対応型機能から学習や改良ができるインテリジェントなデータ駆動型アプリへの進化、(3) 一体型アプリから機能に特化したアプリのモバイル ポートフォリオへの移行という 3 つの大きな変革に投資しています。ぜひ今回ご紹介するアイデアを、お客様のモバイル エクスペリエンス刷新やビジネスの成長にお役立てください。

今回ご紹介する戦略の詳細にご興味がある方は、電子ブック『モバイルで競争を優位に: モバイル DevOps とクラウドでアプリを差別化する方法 (英語)』をお読みください。

変革 1: ありふれたアプリからすばらしいエクスペリエンスへ

ユーザーがまた利用したくなるアプリ

標準的な機能型アプリはもはや時代遅れです。一般、企業を問わず今日のモバイル ユーザーは、使いやすいユーザー インターフェイス、地理情報、その他の「普通の」アプリ機能では満足できません。ユーザーは、高速で関連性が高くパーソナライズされた機能を持ち、どんなデバイスでも使用できる、完全にネイティブなモバイル アプリを求めています。

Bloomin’Brands, Inc. では、モバイル アプリを活用してファミリー レストランでのエクスペリエンスを刷新し、顧客ロイヤリティを高めてリピート顧客を獲得しています。同社の Outback Steakhouse ブランドが提供する Outback Steakhouse アプリでは、最寄りの店舗検索、予約、自動チェックイン、席の確保、会計、割引の適用など、一連のアクションを顧客がすばやく簡単に行うことができます。

次のビデオでは、ユーザーから高評価を得ている Outback Steakhouse のアプリをご覧いただけます。

すべてのユーザーに同じレベルを提供

もはや、アプリに「企業向け」「一般向け」の差はありません。社員は、個人用アプリと同様のシームレスで便利なエクスペリエンスを業務用アプリに求めています。IT 担当者がそれに応えられなければアプリは使われなくなり、企業の努力や投資は無駄になってしまいます。

Alaska Airlines では、従業員にも顧客と同じレベルを提供するという基準を定め、顧客のユーザー エクスペリエンスを反映した従業員向けアプリ ポートフォリオを採用しています。たとえば、社内アプリの Hopper では、従業員がどこからでも旅費手当にアクセスしたり、自動的にチェックインしたり、運航状況を確認したり、モバイル搭乗券を受け取ったりできます。

次のビデオでは、顧客のエクスペリエンスを従業員向けアプリに採用した Alaska Airlines の例をご覧いただけます。

変革 2: データ対応型アプリからデータ駆動型インテリジェンスへ

あらゆるデータの活用

高品質なアプリでは、単純にデータの入力や編集を行うだけではなく、データから得たインテリジェンスを活用することができます。たとえば、ユーザーの特定、アプリの操作内容の追跡、顧客の購入内容の把握などの多様な機能を備えています。企業はこの情報を利用してトレンドを掴み、顧客ロイヤリティや従業員の満足度の向上、ビジネス上の意思決定などに活用できます。

Nuvem Tecnologia では、モバイルとクラウドを組み合わせて、各地の農家におけるビッグ データ機能の活用を実現しました。同社の AgroSIG アプリでは、ブラジル全土の農家の複雑な農作業プロセスを近代化し、農業データの集約とミスが発生しやすい紙媒体レポートの排除を実施しました。デバイスで撮影した写真と GPS を利用した履歴データの分析結果から害虫被害を把握することで、農家は情報を元にリアルタイムで意思決定し、収穫量を増加させることができます。

次のビデオでは、Nuvem Tecnologia のデータ活用による農作業プロセスの改善をご覧いただけます。

変革 3: 単一アプリから複数アプリのポートフォリオへ

イノベーション ハブの構築

3 つ目は、モバイル アプリのエクスペリエンスではなく、ビジネスの構築とアプリの更新方法の変革です。企業のビジネス戦略の中心要素としてモバイル戦略は不可欠です。その変革のステップとして、従来の一体型アプリから役割ごとまたは機能ごとに特化したアプリのポートフォリオに移行することが重要となります。

先進企業では、反復的に自動化されたプロセスを確立することで、フィードバック収集とリリースのサイクルを迅速化し、新規プロジェクトの提供や既存アプリの継続的な改良を行っています。

Dutch Railways は、「すべてをこなせる」重い一体型アプリから単機能の軽量なアプリに移行するというモバイル エクスペリエンスの再構築のトレンドを取り入れています。同社では、以前使用していた時代遅れの Rail Pocket という通信システムを新規デバイス向けに再設計する代わりに、タイム シート、時刻表、ログの保守などの各機能に特化した 8 種類のアプリを開発しました。これにより、Dutch Railways ではアプリの改良や新機能の追加を迅速かつ容易にできるようになりました。

次のビデオでは、7,000 人以上が利用する情報量豊富な Dutch Railways の社内アプリの構築のようすをご覧いただけます。

まとめ

モバイル ファーストの世界では、ユーザーの要望やビジネス ニーズは常に変化しています。成功を収めている業界の先進企業は、このような変化を受け止めてビジネスに応用しています。競争力を維持し新しいモバイル エクスペリエンスを提供する方法については、電子ブック『モバイルで競争を優位に: モバイル DevOps とクラウドでアプリを差別化する方法 (英語)』をお読みください。

Cormac Foster (シニア製品マーケティング マネージャー)

Cormac Foster はモバイル製品マーケティングを担当しています。マイクロソフトに移籍する前は Xamarin に勤務し、アナリスト関係管理およびソート リーダーシップを担当していました。また、Xamarin で勤務する以前はソフトウェアのテスト、研究、マーケティングなどさまざまな業務を担当していました。

 

Visual Studio サブスクライバーおよび Dev Essentials メンバー向けの新しい特典

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本記事は、マイクロソフト本社の The Visual Studio Blog の記事を抄訳したものです。
【元記事】 New benefits for Visual Studio subscribers and Dev Essentials members 2017/3/7

 

本日、Visual Studio 2017 のリリース イベント (英語) において、サブスクライバー向けの新しい特典と更新された特典が発表されました。イベントを見逃した方や、オンデマンドのトレーニングを視聴したい方は、リリース イベントのページ (英語) をご確認ください。Visual Studio サブスクライバーまたは Dev Essentials プログラム メンバーの皆様は、新しい特典を有効化してすぐにご利用を開始していただけます。開発者向けサブスクリプションおよびプログラムの詳細については、Visual Studio のサイトをご覧ください。

今回発表された新たな特典と更新された特典は、以下のとおりです。

Office 365 Developer アカウント

Visual Studio Enterprise サブスクライバーを対象に、Office 365 Developer アカウントが 25 シート提供され、複数ユーザーによるアクセスが可能になります。このアカウントは、Office 365 向けアプリケーションの作成とテストにご利用いただけます。

Opsgility のオンデマンド トレーニング

Visual Studio Dev Essentials メンバーを対象に、現時点で最も包括的な Microsoft Azure カリキュラムのビデオ ライブラリのサブスクリプションが 3 か月分提供されます。3 か月のサブスクリプション期間の終了後は、25% 割引で、完全なラボ ガイドを含む Opsgility のフル メンバーシップ プランにアップグレードできます。詳細については、Opsgility のブログ (英語) をご覧ください。

Parasoft Virtualize/SOAtest Professional Desktop

Visual Studio Enterprise サブスクライバーを対象に、Parasoft Virtualize/SOAtest Professional Desktop にフル アクセス可能なサブスクリプションが 6 か月分提供されます。これらのツールは、最新のビジネス システム間のトランザクションのセキュリティ、信頼性、パフォーマンスを確保するためのテストを自動化するもので、現時点では入手できない、進化を続けるアプリケーションやシステムの動作のシミュレーションとテストを行うことができます。6 か月のサブスクリプション期間の終了後は、年間契約を通常料金の 25% 割引でご利用いただけます。詳細については、Parasoft の特典ページ (英語) をご覧ください。

Pluralsight のオンデマンド トレーニング

皆様からのご要望にお応えして、今年の Pluralsight の特典を見直しました!

Visual Studio Enterprise サブスクライバーの皆様は、12 か月間、Pluralsight のすべてのコース カタログとテクノロジ学習プラットフォームへのフル アクセスが可能です。この間、モバイル、Web、DevOps に関するコース、ラーニング パス、評価を自由にご利用いただけます。12 か月が経過した後は、厳選された 40 種類のコースをご利用いただけるほか、Pluralsight の完全なサブスクリプションを 25% 割引でご購入いただけます。

Visual Studio Professional、Visual Studio MSDN Platforms、Visual Studio Test Pro サブスクライバーの皆様は、Pluralsight の新しい学習プラットフォームの厳選された 40 種類のコースをご利用いただけます。これまでと同様に、常に新しいテクノロジの最新スキルを習得していただけるように、これらのトレーニングは年間を通して定期的に更新されます。Pluralsight の完全なサブスクリプションの購入を希望される場合は、25% 割引の特典をご利用いただけます。

Visual Studio 20 周年を記念して、更新された Pluralsight の特典にサインアップし、かつ 1 つのコースを修了した Visual Studio Enterprise サブスクライバー先着 1,000 名様に、限定版の Visual Studio 20 周年記念 T シャツと Pluralsight の多目的ツールをプレゼントします*。

Redgate Data Tools

Visual Studio Enterprise サブスクライバーを対象に、サブスクリプションに Redgate Data Tools が追加されました。これにより、DevOps プロセスを SQL Server や Azure SQL データベースに拡張し、SQL を使用した作業の生産性を向上できます。ReadyRoll Core、SQL Prompt Core、SQL Search などのツールを使用して、開発やソース管理を行い、データベースやアプリケーションの変更のデプロイを安全に自動化できます。詳細については、Visual Studio 2017 の Redgate Data Tools に関する記事 (英語) をご覧ください。

WhiteSource Bolt

Visual Studio Enterprise サブスクライバーを対象に、Microsoft Visual Studio Team Services および Team Foundation Server プラットフォームに統合されたオープンソースの管理ツール、WhiteSource Bolt にフル アクセス可能なサブスクリプションが 6 か月分提供されます。WhiteSource Bolt は、問題があるオープン ソース コンポーネントを開発プロセスの初期段階で特定し、アプリケーションの全体的なセキュリティと品質を向上させるために役立つ軽量なソリューションです。6 か月のサブスクリプション期間の終了後は、この拡張機能の年間契約を通常料金の 25% 割引でご利用いただけます。詳細については、WhiteSource のブログ (英語) をご覧ください。

ぜひこちらのページ (英語) からリリース イベントをはじめとするオンデマンド ビデオをご覧ください。また、Visual Studio 2017 はこちらのページからダウンロードしていただけます。

今すぐ Visual Studio サブスクリプション ポータルにログインして、新しい特典をご利用ください。

また、追加を希望される特典に関するフィードバック、ご提案、ご意見、アイデアがございましたら、ページ下部のコメント欄までお寄せください。

nandi Shawn Nandi (パートナーシップおよびプランニング担当シニア ディレクター)

Shawn は、マイクロソフトの開発者向けビジネスのパートナーシップとビジネス プランニング、開発者向けプログラムおよび Visual Studio サブスクリプションや Dev Essentials といった開発者向けサブスクリプションの製品マーケティングを担当しています。

*サブスクライバー 1 名様につき、T シャツとツールはそれぞれ 1 つ限りとさせていただきます。このキャンペーンは 2017 年 5 月 1 日または在庫がなくなりしだい終了となります。また、現金でのキャッシュバックは行っておりません。税金が発生する場合は、お客様がお支払いの責任を負うものとします。配達不可で返送されたプレゼントは再送いたしかねます。プレゼントのお届けには 6 ~ 8 週間かかります。マイクロソフトは、いつでも予告なしにこのキャンペーンを中止、変更、延期する権利を留保します。

Visual Studio 2017 に Redgate Data Tools を同梱

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本記事は、マイクロソフト本社の The Visual Studio Blog の記事を抄訳したものです。
【元記事】 Redgate Data Tools in Visual Studio 2017 2017/3/7

 

本日の Visual Studio 2017 リリース イベント (英語) において、Visual Studio 2017 に Redgate Data Tools が組み込まれたことが発表されました。これは、Redgate (英語) とのパートナーシップによって実現しました。Redgate Data Tools には、DevOps の手法を SQL Server や Azure SQL データベースに拡張し、データベース開発の生産性を向上させる 3 つのコンポーネントが含まれています。

各コンポーネントの概要は以下のとおりです。

  • ReadyRoll Core: 開発やソース管理を行ったり、データベースやアプリケーションの変更のデプロイを安全に自動化できます。ReadyRoll Core は、Visual Studio 2017 Enterprise Edition でご利用いただけます。
  • SQL Prompt Core: SQL の高度なコード補完機能を提供します。SQL Prompt Core は、Visual Studio 2017 Enterprise Edition でご利用いただけます。
  • SQL Search: 複数のデータベース間で SQL オブジェクトを迅速かつ簡単に検索できます。SQL Search は、Visual Studio 2017 のすべてのエディションでご利用いただけます。

Redgate Data Tools は、Visual Studio Installer を使用して、[Data storage and processing] ワークロードまたは [Individual components] タブからインストールできます。

01_redgatedatatools

今回の記事では、Redgate Data Tools の各コンポーネントを使用して SQL データベース開発を効率化する方法についてご説明します。

ReadyRoll Core でデータベースの変更を安全にデプロイ

データベースの変更を管理し、DevOps のパイプラインに組み込むのは手間のかかることです。実行の必要があるスクリプトを把握し、データベースの状態を管理する作業は、面倒でミスが起こりやすくもあります。ReadyRoll Core では、データベース スキーマの変更をデータベース移行スクリプトに変換することで、このプロセスを簡略化します。これらの移行スクリプトは、ソース管理にチェックインして、他のデータベースにデプロイすることができます。

ReadyRoll プロジェクトで作業している場合、Visual Studio、SQL Server Management Studio、その他の任意のツールを使用して開発データベースを変更すると、ReadyRoll Core によって変更の一覧と差分が表示されます。

02_redgatereadyrollcompare

その後、これらの変更に基づいて移行スクリプトを生成し、プロジェクトに新しい移行スクリプトを追加することができます。必要に応じて、生成された移行スクリプトを手動で変更することもできます。

03_readyrollmigrationscript

変更が完了したら、これらの移行スクリプトとアプリケーションのその他の更新をソース管理にチェックインして、作業結果をチームと共有することができます。

また、Redgate が提供する ReadyRoll Visual Studio Team Services プラグイン (英語) には、VSTS のビルドおよびリリース タスクが含まれており、これらの移行スクリプトを他のデータベースに安全にデプロイすることができます。これにより、複数のインスタンス間でデータベースのデプロイの整合性を保つことができます。これらのデータベースのデプロイを自動化するように VSTS をセットアップすることで、データベース開発の生産性をさらに向上させ、潜在的な問題について早期に把握することができます。

04_readyrollvsts

ReadyRoll Core をデータベース開発に使用する方法の概要については、Redgate のテクニカル リーダーを務める David Simner 氏の Channel 9 ビデオ (英語) をご覧ください。

SQL Prompt Core で SQL コードの記述を簡略化

SQL Prompt Core は、SQL コードを効率的に記述するうえで役立つ SQL コード編集の生産性向上スイートで、最も重要な機能として、入力時に SQL コマンド、列名などを自動的に提案する高度なコード補完機能を備えています。

しかし、SQL Prompt Core は単なるオートコンプリート機能ではありません。他にも多数の高品質な機能強化により、SQL コードの記述を簡略化します。以下に、私のお気に入りの機能を 2 つご紹介します。

  • ワイルドカードの展開: SELECT * FROM ステートメントの * の後にカーソルを置いてタブ ボタンを押すと、ワイルドカードが展開されます。

05_sqlpromptwildcard

SQL Prompt Core によって、* がそのテーブルで使用可能なすべての列に置き換えられます。

06_sqlpromptwildcardexpanded

すべての列を必要としない場合は、代わりに * を強調表示して入力を開始すると、必要な列のサブセットを選択することができます。

07_sqlpromptwildcardselect

  • 結合の提案: SQL Prompt Core は JOIN ステートメントを自動的に補完し、外部キーの関係や列の類似性に基づいて、入力時に結合の候補を提案します。

08_sqlpromptjoin

SQL Search で複数の SQL データベース間を迅速に検索

複雑なデータベースや使い慣れないデータベースで作業する場合、SQL オブジェクトを見つけることは困難で、時間がかかります。SQL Search を使用すると、テーブル、ビュー、ストアド プロシージャなどに含まれる SQL の断片をすばやく検索し、時間を節約することができます。

09_sqlsearch

データベース開発者の皆様は、列とその列を参照するすべてのストアド プロシージャを変更しなければならなくなった経験があるかもしれません。SQL Search を使用すれば、そのような場合も迅速に対応できます。列名を検索するだけで、SQL Search がすべての参照を表示してくれるため、検索結果をダブルクリックすれば、SQL Server オブジェクト エクスプローラー内のその参照に移動して、適切な変更を加えることができます。

今すぐ Visual Studio 2017 で Redgate Data Tools をご利用ください

Visual Studio 2017 に Redgate Data Tools が組み込まれたことにより、データベース開発をより簡単に効率的に行っていただけるようになりました。ぜひ Visual Studio 2017 をダウンロードしてお試しいただき、Redgate にフィードバック (英語) をお寄せください。また、ご興味がある方は、Redgate の SQL Toolbelt (英語) も併せてご確認ください。

jeff-gao Jeff Gao (Visual Studio プラットフォーム担当プログラム マネージャー)

Jeff は、Visual Studio プラットフォーム チームのプログラム マネージャーとして製品導入エクスペリエンスの向上に重点的に取り組んでいます。

 

Visual Studio 2017 リリース & 20 周年記念イベントのご案内

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本記事は、マイクロソフト本社の The Visual Studio Blog の記事を抄訳したものです。
【元記事】 Join Us: Visual Studio 2017 Launch Event and 20th Anniversary 2017/2/9

 

私がマイクロソフトに入社したのは 25 年前にもなります。Access チームの開発者としてキャリアをスタートし、その後、Visual InterDev という新製品の開発に携わりました。数あるマイクロソフト製品の中でも「Visual」の部分が強調されていたのが印象的で、これが現在の Visual Studio にまで長きにわたって続いています。

そして本日、Visual Studio がついに 20 周年を迎えました。20 歳を祝うときです! この大きな節目に発表させていただくのが、最新バージョンの Visual Studio 2017 で、リリースは 3 月 7 日を予定しています。

私は Visual Studio の初版の開発に携わっていましたが、その当時大きな目標として掲げていたのは、クライアント、サーバー、Web 用のアプリケーションの構築に開発者が必要としていたすべての機能をまとめて提供することでした。そして 20 年前の 1997 年 1 月 28 日、Visual Studio 97 をリリースすることが発表されました。あらゆる開発者を想定して開発された、最高レベルの生産性ツールをまとめた単一の製品です。これは簡単な仕事ではありませんでした。Visual Basic、Visual C++、Visual J++, Visual FoxPro、Visual InterDev を 1 つの製品にまとめて提供することは困難をきわめました。しかしながら、当時のチームがリリースしたこの製品は、その後 20 年にもわたって世界中の開発者に愛される素晴らしい生産性ソリューションとして、最初の一歩を踏み出したのです。

Visual Studio はその後年月を経て、IDE から、Visual Studio Team Services や Visual Studio Code といった多様な製品やサービスを含むスイート製品へと成長しました。Visual Studio 製品ファミリはプラットフォームの壁を越えて成長し、Android、iOS、Linux、MacOS、Windows にまたがるモバイル ファースト、クラウド ファーストのアプリの開発に貢献しています。また、Azure クラウドとの緊密な統合により、多種多様なプロジェクトで業界最先端の DevOps の手法を実現しています。

3 月 7 日に最新バージョンの Visual Studio 2017 がリリースされますが、これと同時に 2 日間のローンチ イベントがライブ ストリーム (https://launch.visualstudio.com、英語) で開催されます。このイベントでは、私のほかに、Brian Harry、Miguel de Icaza、Scott Hanselman が登壇し、Visual Studio、.NET、Xamarin、Azure、その他の製品の最新技術についてお伝えする予定です。皆様には、この製品の重要な改良点にフォーカスしたデモ セッションにご参加いただくチャンスがあります。また、3 月 8 日には、新たなユーザー向けにライブ トレーニングを終日配信する予定です。さまざまなトピックの中からセッションをお選びいただけます。こちらでスケジュールをチェックしておいてください (英語)

Visual Studio を初めてお使いの方も、これまでずっとご利用いただいていた方も、この機会にぜひ声をお聞かせください。電話や動画などで Visual Studio に関するご意見をお寄せください。

  • Visual Studio をこれまでどのくらい使用していますか?
  • あなたがこれまでに作成した中で最高のソフトウェアはどのようなものですか?
  • Visual Studio についてお気に入りの点を教えてください。
  • お祝いメッセージをいただけますか? また、「Happy Birthday, Visual Studio」を皆様の国や地域の言語で教えてください。

以下の動画を参考にしていただければ幸いです (Sara Ford の例)。

ステッカー、T シャツ、マグカップ、ポスター、ボタンなど、心に残る記念品をお持ちですか? #MyVSstory というハッシュタグをつけて、InstagramTwitter、Facebook にあなたのストーリーをショート ビデオやコメントで投稿してください。

たくさんのストーリーをお待ちしています!

Julia Liuson (Visual Studio 担当コーポレート バイス プレジデント)

Julia Liuson は開発者向けのツールやサービスを担当しています。幅広いソフトウェア開発者向けのプログラム言語やランタイム、Visual Studio や Visual Studio Code、.NET Framework 系列の製品やサービスの設計を行っています。マイクロソフトには 1992 年に入社し、Visual Studio Business Applications 担当ゼネラル マネージャー、上海のサーバーおよびツール部門担当ゼネラル マネージャー、Visual Basic 担当開発マネージャーなどのさまざまな技術職や管理職の経歴を持ちます。

 


業界の先進企業が実施するモバイル アプリ変革

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本記事は、マイクロソフト本社の The Visual Studio Blog の記事を抄訳したものです。
【元記事】 How do industry leaders set their mobile apps apart? 2017/2/16

 

技術革新とユーザー レベルの向上により、アプリ品質に要求される水準はこの数年間で大幅に上昇しています。各業界の先進企業では、ユーザーのハイレベルな要望に対応し企業間競争で優位に立つために、(1) ありふれたアプリから優れたモバイル エクスペリエンスへの転換、(2) 単純なデータ対応型機能から学習や改良ができるインテリジェントなデータ駆動型アプリへの進化、(3) 一体型アプリから機能に特化したアプリのモバイル ポートフォリオへの移行という 3 つの大きな変革に投資しています。ぜひ今回ご紹介するアイデアを、お客様のモバイル エクスペリエンス刷新やビジネスの成長にお役立てください。

今回ご紹介する戦略の詳細にご興味がある方は、電子ブック『モバイルで競争を優位に: モバイル DevOps とクラウドでアプリを差別化する方法 (英語)』をお読みください。

変革 1: ありふれたアプリからすばらしいエクスペリエンスへ

ユーザーがまた利用したくなるアプリ

標準的な機能型アプリはもはや時代遅れです。一般、企業を問わず今日のモバイル ユーザーは、使いやすいユーザー インターフェイス、地理情報、その他の「普通の」アプリ機能では満足できません。ユーザーは、高速で関連性が高くパーソナライズされた機能を持ち、どんなデバイスでも使用できる、完全にネイティブなモバイル アプリを求めています。

Bloomin’Brands, Inc. では、モバイル アプリを活用してファミリー レストランでのエクスペリエンスを刷新し、顧客ロイヤリティを高めてリピート顧客を獲得しています。同社の Outback Steakhouse ブランドが提供する Outback Steakhouse アプリでは、最寄りの店舗検索、予約、自動チェックイン、席の確保、会計、割引の適用など、一連のアクションを顧客がすばやく簡単に行うことができます。

次のビデオでは、ユーザーから高評価を得ている Outback Steakhouse のアプリをご覧いただけます。

すべてのユーザーに同じレベルを提供

もはや、アプリに「企業向け」「一般向け」の差はありません。社員は、個人用アプリと同様のシームレスで便利なエクスペリエンスを業務用アプリに求めています。IT 担当者がそれに応えられなければアプリは使われなくなり、企業の努力や投資は無駄になってしまいます。

Alaska Airlines では、従業員にも顧客と同じレベルを提供するという基準を定め、顧客のユーザー エクスペリエンスを反映した従業員向けアプリ ポートフォリオを採用しています。たとえば、社内アプリの Hopper では、従業員がどこからでも旅費手当にアクセスしたり、自動的にチェックインしたり、運航状況を確認したり、モバイル搭乗券を受け取ったりできます。

次のビデオでは、顧客のエクスペリエンスを従業員向けアプリに採用した Alaska Airlines の例をご覧いただけます。

変革 2: データ対応型アプリからデータ駆動型インテリジェンスへ

あらゆるデータの活用

高品質なアプリでは、単純にデータの入力や編集を行うだけではなく、データから得たインテリジェンスを活用することができます。たとえば、ユーザーの特定、アプリの操作内容の追跡、顧客の購入内容の把握などの多様な機能を備えています。企業はこの情報を利用してトレンドを掴み、顧客ロイヤリティや従業員の満足度の向上、ビジネス上の意思決定などに活用できます。

Nuvem Tecnologia では、モバイルとクラウドを組み合わせて、各地の農家におけるビッグ データ機能の活用を実現しました。同社の AgroSIG アプリでは、ブラジル全土の農家の複雑な農作業プロセスを近代化し、農業データの集約とミスが発生しやすい紙媒体レポートの排除を実施しました。デバイスで撮影した写真と GPS を利用した履歴データの分析結果から害虫被害を把握することで、農家は情報を元にリアルタイムで意思決定し、収穫量を増加させることができます。

次のビデオでは、Nuvem Tecnologia のデータ活用による農作業プロセスの改善をご覧いただけます。

変革 3: 単一アプリから複数アプリのポートフォリオへ

イノベーション ハブの構築

3 つ目は、モバイル アプリのエクスペリエンスではなく、ビジネスの構築とアプリの更新方法の変革です。企業のビジネス戦略の中心要素としてモバイル戦略は不可欠です。その変革のステップとして、従来の一体型アプリから役割ごとまたは機能ごとに特化したアプリのポートフォリオに移行することが重要となります。

先進企業では、反復的に自動化されたプロセスを確立することで、フィードバック収集とリリースのサイクルを迅速化し、新規プロジェクトの提供や既存アプリの継続的な改良を行っています。

Dutch Railways は、「すべてをこなせる」重い一体型アプリから単機能の軽量なアプリに移行するというモバイル エクスペリエンスの再構築のトレンドを取り入れています。同社では、以前使用していた時代遅れの Rail Pocket という通信システムを新規デバイス向けに再設計する代わりに、タイム シート、時刻表、ログの保守などの各機能に特化した 8 種類のアプリを開発しました。これにより、Dutch Railways ではアプリの改良や新機能の追加を迅速かつ容易にできるようになりました。

次のビデオでは、7,000 人以上が利用する情報量豊富な Dutch Railways の社内アプリの構築のようすをご覧いただけます。

まとめ

モバイル ファーストの世界では、ユーザーの要望やビジネス ニーズは常に変化しています。成功を収めている業界の先進企業は、このような変化を受け止めてビジネスに応用しています。競争力を維持し新しいモバイル エクスペリエンスを提供する方法については、電子ブック『モバイルで競争を優位に: モバイル DevOps とクラウドでアプリを差別化する方法 (英語)』をお読みください。

Cormac Foster (シニア製品マーケティング マネージャー)

Cormac Foster はモバイル製品マーケティングを担当しています。マイクロソフトに移籍する前は Xamarin に勤務し、アナリスト関係管理およびソート リーダーシップを担当していました。また、Xamarin で勤務する以前はソフトウェアのテスト、研究、マーケティングなどさまざまな業務を担当していました。

 

Visual Studio サブスクライバーおよび Dev Essentials メンバー向けの新しい特典

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本記事は、マイクロソフト本社の The Visual Studio Blog の記事を抄訳したものです。
【元記事】 New benefits for Visual Studio subscribers and Dev Essentials members 2017/3/7

 

本日、Visual Studio 2017 のリリース イベント (英語) において、サブスクライバー向けの新しい特典と更新された特典が発表されました。イベントを見逃した方や、オンデマンドのトレーニングを視聴したい方は、リリース イベントのページ (英語) をご確認ください。Visual Studio サブスクライバーまたは Dev Essentials プログラム メンバーの皆様は、新しい特典を有効化してすぐにご利用を開始していただけます。開発者向けサブスクリプションおよびプログラムの詳細については、Visual Studio のサイトをご覧ください。

今回発表された新たな特典と更新された特典は、以下のとおりです。

Office 365 Developer アカウント

Visual Studio Enterprise サブスクライバーを対象に、Office 365 Developer アカウントが 25 シート提供され、複数ユーザーによるアクセスが可能になります。このアカウントは、Office 365 向けアプリケーションの作成とテストにご利用いただけます。

Opsgility のオンデマンド トレーニング

Visual Studio Dev Essentials メンバーを対象に、現時点で最も包括的な Microsoft Azure カリキュラムのビデオ ライブラリのサブスクリプションが 3 か月分提供されます。3 か月のサブスクリプション期間の終了後は、25% 割引で、完全なラボ ガイドを含む Opsgility のフル メンバーシップ プランにアップグレードできます。詳細については、Opsgility のブログ (英語) をご覧ください。

Parasoft Virtualize/SOAtest Professional Desktop

Visual Studio Enterprise サブスクライバーを対象に、Parasoft Virtualize/SOAtest Professional Desktop にフル アクセス可能なサブスクリプションが 6 か月分提供されます。これらのツールは、最新のビジネス システム間のトランザクションのセキュリティ、信頼性、パフォーマンスを確保するためのテストを自動化するもので、現時点では入手できない、進化を続けるアプリケーションやシステムの動作のシミュレーションとテストを行うことができます。6 か月のサブスクリプション期間の終了後は、年間契約を通常料金の 25% 割引でご利用いただけます。詳細については、Parasoft の特典ページ (英語) をご覧ください。

Pluralsight のオンデマンド トレーニング

皆様からのご要望にお応えして、今年の Pluralsight の特典を見直しました!

Visual Studio Enterprise サブスクライバーの皆様は、12 か月間、Pluralsight のすべてのコース カタログとテクノロジ学習プラットフォームへのフル アクセスが可能です。この間、モバイル、Web、DevOps に関するコース、ラーニング パス、評価を自由にご利用いただけます。12 か月が経過した後は、厳選された 40 種類のコースをご利用いただけるほか、Pluralsight の完全なサブスクリプションを 25% 割引でご購入いただけます。

Visual Studio Professional、Visual Studio MSDN Platforms、Visual Studio Test Pro サブスクライバーの皆様は、Pluralsight の新しい学習プラットフォームの厳選された 40 種類のコースをご利用いただけます。これまでと同様に、常に新しいテクノロジの最新スキルを習得していただけるように、これらのトレーニングは年間を通して定期的に更新されます。Pluralsight の完全なサブスクリプションの購入を希望される場合は、25% 割引の特典をご利用いただけます。

Visual Studio 20 周年を記念して、更新された Pluralsight の特典にサインアップし、かつ 1 つのコースを修了した Visual Studio Enterprise サブスクライバー先着 1,000 名様に、限定版の Visual Studio 20 周年記念 T シャツと Pluralsight の多目的ツールをプレゼントします*。

Redgate Data Tools

Visual Studio Enterprise サブスクライバーを対象に、サブスクリプションに Redgate Data Tools が追加されました。これにより、DevOps プロセスを SQL Server や Azure SQL データベースに拡張し、SQL を使用した作業の生産性を向上できます。ReadyRoll Core、SQL Prompt Core、SQL Search などのツールを使用して、開発やソース管理を行い、データベースやアプリケーションの変更のデプロイを安全に自動化できます。詳細については、Visual Studio 2017 の Redgate Data Tools に関する記事 (英語) をご覧ください。

WhiteSource Bolt

Visual Studio Enterprise サブスクライバーを対象に、Microsoft Visual Studio Team Services および Team Foundation Server プラットフォームに統合されたオープンソースの管理ツール、WhiteSource Bolt にフル アクセス可能なサブスクリプションが 6 か月分提供されます。WhiteSource Bolt は、問題があるオープン ソース コンポーネントを開発プロセスの初期段階で特定し、アプリケーションの全体的なセキュリティと品質を向上させるために役立つ軽量なソリューションです。6 か月のサブスクリプション期間の終了後は、この拡張機能の年間契約を通常料金の 25% 割引でご利用いただけます。詳細については、WhiteSource のブログ (英語) をご覧ください。

ぜひこちらのページ (英語) からリリース イベントをはじめとするオンデマンド ビデオをご覧ください。また、Visual Studio 2017 はこちらのページからダウンロードしていただけます。

今すぐ Visual Studio サブスクリプション ポータルにログインして、新しい特典をご利用ください。

また、追加を希望される特典に関するフィードバック、ご提案、ご意見、アイデアがございましたら、ページ下部のコメント欄までお寄せください。

nandi Shawn Nandi (パートナーシップおよびプランニング担当シニア ディレクター)

Shawn は、マイクロソフトの開発者向けビジネスのパートナーシップとビジネス プランニング、開発者向けプログラムおよび Visual Studio サブスクリプションや Dev Essentials といった開発者向けサブスクリプションの製品マーケティングを担当しています。

*サブスクライバー 1 名様につき、T シャツとツールはそれぞれ 1 つ限りとさせていただきます。このキャンペーンは 2017 年 5 月 1 日または在庫がなくなりしだい終了となります。また、現金でのキャッシュバックは行っておりません。税金が発生する場合は、お客様がお支払いの責任を負うものとします。配達不可で返送されたプレゼントは再送いたしかねます。プレゼントのお届けには 6 ~ 8 週間かかります。マイクロソフトは、いつでも予告なしにこのキャンペーンを中止、変更、延期する権利を留保します。

Visual Studio 2017 に Redgate Data Tools を同梱

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本記事は、マイクロソフト本社の The Visual Studio Blog の記事を抄訳したものです。
【元記事】 Redgate Data Tools in Visual Studio 2017 2017/3/7

 

本日の Visual Studio 2017 リリース イベント (英語) において、Visual Studio 2017 に Redgate Data Tools が組み込まれたことが発表されました。これは、Redgate (英語) とのパートナーシップによって実現しました。Redgate Data Tools には、DevOps の手法を SQL Server や Azure SQL データベースに拡張し、データベース開発の生産性を向上させる 3 つのコンポーネントが含まれています。

各コンポーネントの概要は以下のとおりです。

  • ReadyRoll Core: 開発やソース管理を行ったり、データベースやアプリケーションの変更のデプロイを安全に自動化できます。ReadyRoll Core は、Visual Studio 2017 Enterprise Edition でご利用いただけます。
  • SQL Prompt Core: SQL の高度なコード補完機能を提供します。SQL Prompt Core は、Visual Studio 2017 Enterprise Edition でご利用いただけます。
  • SQL Search: 複数のデータベース間で SQL オブジェクトを迅速かつ簡単に検索できます。SQL Search は、Visual Studio 2017 のすべてのエディションでご利用いただけます。

Redgate Data Tools は、Visual Studio Installer を使用して、[Data storage and processing] ワークロードまたは [Individual components] タブからインストールできます。

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今回の記事では、Redgate Data Tools の各コンポーネントを使用して SQL データベース開発を効率化する方法についてご説明します。

ReadyRoll Core でデータベースの変更を安全にデプロイ

データベースの変更を管理し、DevOps のパイプラインに組み込むのは手間のかかることです。実行の必要があるスクリプトを把握し、データベースの状態を管理する作業は、面倒でミスが起こりやすくもあります。ReadyRoll Core では、データベース スキーマの変更をデータベース移行スクリプトに変換することで、このプロセスを簡略化します。これらの移行スクリプトは、ソース管理にチェックインして、他のデータベースにデプロイすることができます。

ReadyRoll プロジェクトで作業している場合、Visual Studio、SQL Server Management Studio、その他の任意のツールを使用して開発データベースを変更すると、ReadyRoll Core によって変更の一覧と差分が表示されます。

02_redgatereadyrollcompare

その後、これらの変更に基づいて移行スクリプトを生成し、プロジェクトに新しい移行スクリプトを追加することができます。必要に応じて、生成された移行スクリプトを手動で変更することもできます。

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変更が完了したら、これらの移行スクリプトとアプリケーションのその他の更新をソース管理にチェックインして、作業結果をチームと共有することができます。

また、Redgate が提供する ReadyRoll Visual Studio Team Services プラグイン (英語) には、VSTS のビルドおよびリリース タスクが含まれており、これらの移行スクリプトを他のデータベースに安全にデプロイすることができます。これにより、複数のインスタンス間でデータベースのデプロイの整合性を保つことができます。これらのデータベースのデプロイを自動化するように VSTS をセットアップすることで、データベース開発の生産性をさらに向上させ、潜在的な問題について早期に把握することができます。

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ReadyRoll Core をデータベース開発に使用する方法の概要については、Redgate のテクニカル リーダーを務める David Simner 氏の Channel 9 ビデオ (英語) をご覧ください。

SQL Prompt Core で SQL コードの記述を簡略化

SQL Prompt Core は、SQL コードを効率的に記述するうえで役立つ SQL コード編集の生産性向上スイートで、最も重要な機能として、入力時に SQL コマンド、列名などを自動的に提案する高度なコード補完機能を備えています。

しかし、SQL Prompt Core は単なるオートコンプリート機能ではありません。他にも多数の高品質な機能強化により、SQL コードの記述を簡略化します。以下に、私のお気に入りの機能を 2 つご紹介します。

  • ワイルドカードの展開: SELECT * FROM ステートメントの * の後にカーソルを置いてタブ ボタンを押すと、ワイルドカードが展開されます。

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SQL Prompt Core によって、* がそのテーブルで使用可能なすべての列に置き換えられます。

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すべての列を必要としない場合は、代わりに * を強調表示して入力を開始すると、必要な列のサブセットを選択することができます。

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  • 結合の提案: SQL Prompt Core は JOIN ステートメントを自動的に補完し、外部キーの関係や列の類似性に基づいて、入力時に結合の候補を提案します。

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SQL Search で複数の SQL データベース間を迅速に検索

複雑なデータベースや使い慣れないデータベースで作業する場合、SQL オブジェクトを見つけることは困難で、時間がかかります。SQL Search を使用すると、テーブル、ビュー、ストアド プロシージャなどに含まれる SQL の断片をすばやく検索し、時間を節約することができます。

09_sqlsearch

データベース開発者の皆様は、列とその列を参照するすべてのストアド プロシージャを変更しなければならなくなった経験があるかもしれません。SQL Search を使用すれば、そのような場合も迅速に対応できます。列名を検索するだけで、SQL Search がすべての参照を表示してくれるため、検索結果をダブルクリックすれば、SQL Server オブジェクト エクスプローラー内のその参照に移動して、適切な変更を加えることができます。

今すぐ Visual Studio 2017 で Redgate Data Tools をご利用ください

Visual Studio 2017 に Redgate Data Tools が組み込まれたことにより、データベース開発をより簡単に効率的に行っていただけるようになりました。ぜひ Visual Studio 2017 をダウンロードしてお試しいただき、Redgate にフィードバック (英語) をお寄せください。また、ご興味がある方は、Redgate の SQL Toolbelt (英語) も併せてご確認ください。

jeff-gao Jeff Gao (Visual Studio プラットフォーム担当プログラム マネージャー)

Jeff は、Visual Studio プラットフォーム チームのプログラム マネージャーとして製品導入エクスペリエンスの向上に重点的に取り組んでいます。

 

Visual Studio 2017 リリース & 20 周年記念イベントのご案内

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本記事は、マイクロソフト本社の The Visual Studio Blog の記事を抄訳したものです。
【元記事】 Join Us: Visual Studio 2017 Launch Event and 20th Anniversary 2017/2/9

 

私がマイクロソフトに入社したのは 25 年前にもなります。Access チームの開発者としてキャリアをスタートし、その後、Visual InterDev という新製品の開発に携わりました。数あるマイクロソフト製品の中でも「Visual」の部分が強調されていたのが印象的で、これが現在の Visual Studio にまで長きにわたって続いています。

そして本日、Visual Studio がついに 20 周年を迎えました。20 歳を祝うときです! この大きな節目に発表させていただくのが、最新バージョンの Visual Studio 2017 で、リリースは 3 月 7 日を予定しています。

私は Visual Studio の初版の開発に携わっていましたが、その当時大きな目標として掲げていたのは、クライアント、サーバー、Web 用のアプリケーションの構築に開発者が必要としていたすべての機能をまとめて提供することでした。そして 20 年前の 1997 年 1 月 28 日、Visual Studio 97 をリリースすることが発表されました。あらゆる開発者を想定して開発された、最高レベルの生産性ツールをまとめた単一の製品です。これは簡単な仕事ではありませんでした。Visual Basic、Visual C++、Visual J++, Visual FoxPro、Visual InterDev を 1 つの製品にまとめて提供することは困難をきわめました。しかしながら、当時のチームがリリースしたこの製品は、その後 20 年にもわたって世界中の開発者に愛される素晴らしい生産性ソリューションとして、最初の一歩を踏み出したのです。

Visual Studio はその後年月を経て、IDE から、Visual Studio Team Services や Visual Studio Code といった多様な製品やサービスを含むスイート製品へと成長しました。Visual Studio 製品ファミリはプラットフォームの壁を越えて成長し、Android、iOS、Linux、MacOS、Windows にまたがるモバイル ファースト、クラウド ファーストのアプリの開発に貢献しています。また、Azure クラウドとの緊密な統合により、多種多様なプロジェクトで業界最先端の DevOps の手法を実現しています。

3 月 7 日に最新バージョンの Visual Studio 2017 がリリースされますが、これと同時に 2 日間のローンチ イベントがライブ ストリーム (https://launch.visualstudio.com、英語) で開催されます。このイベントでは、私のほかに、Brian Harry、Miguel de Icaza、Scott Hanselman が登壇し、Visual Studio、.NET、Xamarin、Azure、その他の製品の最新技術についてお伝えする予定です。皆様には、この製品の重要な改良点にフォーカスしたデモ セッションにご参加いただくチャンスがあります。また、3 月 8 日には、新たなユーザー向けにライブ トレーニングを終日配信する予定です。さまざまなトピックの中からセッションをお選びいただけます。こちらでスケジュールをチェックしておいてください (英語)

Visual Studio を初めてお使いの方も、これまでずっとご利用いただいていた方も、この機会にぜひ声をお聞かせください。電話や動画などで Visual Studio に関するご意見をお寄せください。

  • Visual Studio をこれまでどのくらい使用していますか?
  • あなたがこれまでに作成した中で最高のソフトウェアはどのようなものですか?
  • Visual Studio についてお気に入りの点を教えてください。
  • お祝いメッセージをいただけますか? また、「Happy Birthday, Visual Studio」を皆様の国や地域の言語で教えてください。

以下の動画を参考にしていただければ幸いです (Sara Ford の例)。

ステッカー、T シャツ、マグカップ、ポスター、ボタンなど、心に残る記念品をお持ちですか? #MyVSstory というハッシュタグをつけて、InstagramTwitter、Facebook にあなたのストーリーをショート ビデオやコメントで投稿してください。

たくさんのストーリーをお待ちしています!

Julia Liuson (Visual Studio 担当コーポレート バイス プレジデント)

Julia Liuson は開発者向けのツールやサービスを担当しています。幅広いソフトウェア開発者向けのプログラム言語やランタイム、Visual Studio や Visual Studio Code、.NET Framework 系列の製品やサービスの設計を行っています。マイクロソフトには 1992 年に入社し、Visual Studio Business Applications 担当ゼネラル マネージャー、上海のサーバーおよびツール部門担当ゼネラル マネージャー、Visual Basic 担当開発マネージャーなどのさまざまな技術職や管理職の経歴を持ちます。

 

業界の先進企業が実施するモバイル アプリ変革

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本記事は、マイクロソフト本社の The Visual Studio Blog の記事を抄訳したものです。
【元記事】 How do industry leaders set their mobile apps apart? 2017/2/16

 

技術革新とユーザー レベルの向上により、アプリ品質に要求される水準はこの数年間で大幅に上昇しています。各業界の先進企業では、ユーザーのハイレベルな要望に対応し企業間競争で優位に立つために、(1) ありふれたアプリから優れたモバイル エクスペリエンスへの転換、(2) 単純なデータ対応型機能から学習や改良ができるインテリジェントなデータ駆動型アプリへの進化、(3) 一体型アプリから機能に特化したアプリのモバイル ポートフォリオへの移行という 3 つの大きな変革に投資しています。ぜひ今回ご紹介するアイデアを、お客様のモバイル エクスペリエンス刷新やビジネスの成長にお役立てください。

今回ご紹介する戦略の詳細にご興味がある方は、電子ブック『モバイルで競争を優位に: モバイル DevOps とクラウドでアプリを差別化する方法 (英語)』をお読みください。

変革 1: ありふれたアプリからすばらしいエクスペリエンスへ

ユーザーがまた利用したくなるアプリ

標準的な機能型アプリはもはや時代遅れです。一般、企業を問わず今日のモバイル ユーザーは、使いやすいユーザー インターフェイス、地理情報、その他の「普通の」アプリ機能では満足できません。ユーザーは、高速で関連性が高くパーソナライズされた機能を持ち、どんなデバイスでも使用できる、完全にネイティブなモバイル アプリを求めています。

Bloomin’Brands, Inc. では、モバイル アプリを活用してファミリー レストランでのエクスペリエンスを刷新し、顧客ロイヤリティを高めてリピート顧客を獲得しています。同社の Outback Steakhouse ブランドが提供する Outback Steakhouse アプリでは、最寄りの店舗検索、予約、自動チェックイン、席の確保、会計、割引の適用など、一連のアクションを顧客がすばやく簡単に行うことができます。

次のビデオでは、ユーザーから高評価を得ている Outback Steakhouse のアプリをご覧いただけます。

すべてのユーザーに同じレベルを提供

もはや、アプリに「企業向け」「一般向け」の差はありません。社員は、個人用アプリと同様のシームレスで便利なエクスペリエンスを業務用アプリに求めています。IT 担当者がそれに応えられなければアプリは使われなくなり、企業の努力や投資は無駄になってしまいます。

Alaska Airlines では、従業員にも顧客と同じレベルを提供するという基準を定め、顧客のユーザー エクスペリエンスを反映した従業員向けアプリ ポートフォリオを採用しています。たとえば、社内アプリの Hopper では、従業員がどこからでも旅費手当にアクセスしたり、自動的にチェックインしたり、運航状況を確認したり、モバイル搭乗券を受け取ったりできます。

次のビデオでは、顧客のエクスペリエンスを従業員向けアプリに採用した Alaska Airlines の例をご覧いただけます。

変革 2: データ対応型アプリからデータ駆動型インテリジェンスへ

あらゆるデータの活用

高品質なアプリでは、単純にデータの入力や編集を行うだけではなく、データから得たインテリジェンスを活用することができます。たとえば、ユーザーの特定、アプリの操作内容の追跡、顧客の購入内容の把握などの多様な機能を備えています。企業はこの情報を利用してトレンドを掴み、顧客ロイヤリティや従業員の満足度の向上、ビジネス上の意思決定などに活用できます。

Nuvem Tecnologia では、モバイルとクラウドを組み合わせて、各地の農家におけるビッグ データ機能の活用を実現しました。同社の AgroSIG アプリでは、ブラジル全土の農家の複雑な農作業プロセスを近代化し、農業データの集約とミスが発生しやすい紙媒体レポートの排除を実施しました。デバイスで撮影した写真と GPS を利用した履歴データの分析結果から害虫被害を把握することで、農家は情報を元にリアルタイムで意思決定し、収穫量を増加させることができます。

次のビデオでは、Nuvem Tecnologia のデータ活用による農作業プロセスの改善をご覧いただけます。

変革 3: 単一アプリから複数アプリのポートフォリオへ

イノベーション ハブの構築

3 つ目は、モバイル アプリのエクスペリエンスではなく、ビジネスの構築とアプリの更新方法の変革です。企業のビジネス戦略の中心要素としてモバイル戦略は不可欠です。その変革のステップとして、従来の一体型アプリから役割ごとまたは機能ごとに特化したアプリのポートフォリオに移行することが重要となります。

先進企業では、反復的に自動化されたプロセスを確立することで、フィードバック収集とリリースのサイクルを迅速化し、新規プロジェクトの提供や既存アプリの継続的な改良を行っています。

Dutch Railways は、「すべてをこなせる」重い一体型アプリから単機能の軽量なアプリに移行するというモバイル エクスペリエンスの再構築のトレンドを取り入れています。同社では、以前使用していた時代遅れの Rail Pocket という通信システムを新規デバイス向けに再設計する代わりに、タイム シート、時刻表、ログの保守などの各機能に特化した 8 種類のアプリを開発しました。これにより、Dutch Railways ではアプリの改良や新機能の追加を迅速かつ容易にできるようになりました。

次のビデオでは、7,000 人以上が利用する情報量豊富な Dutch Railways の社内アプリの構築のようすをご覧いただけます。

まとめ

モバイル ファーストの世界では、ユーザーの要望やビジネス ニーズは常に変化しています。成功を収めている業界の先進企業は、このような変化を受け止めてビジネスに応用しています。競争力を維持し新しいモバイル エクスペリエンスを提供する方法については、電子ブック『モバイルで競争を優位に: モバイル DevOps とクラウドでアプリを差別化する方法 (英語)』をお読みください。

Cormac Foster (シニア製品マーケティング マネージャー)

Cormac Foster はモバイル製品マーケティングを担当しています。マイクロソフトに移籍する前は Xamarin に勤務し、アナリスト関係管理およびソート リーダーシップを担当していました。また、Xamarin で勤務する以前はソフトウェアのテスト、研究、マーケティングなどさまざまな業務を担当していました。

 

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